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中村大使からのご挨拶
  新た にマレーシア大使として赴任しました中村 滋です。

  東日本大震災のもたらした幾多の被害のため、日本は今未曾有の困難に直面しておりますが、マレーシアではナジブ首相をはじめとする政府指導者、国会、経済 界、地域の指導者の方から年金生活者の方や小・中学校の児童・生徒の皆さんに至るまで実に広範な人々や団体が日本を励まし、支援するために様々な活動を積 極的に行っていただいております。私は先ずこのことに心を打たれました。また大いに勇気づけられています。マレーシアの友人の皆様に心より感謝申し上げま す。

  日本とマレーシアの交流は、古くは15世紀のマラッカ王国時代に遡るといわれますが、両国関係は、1981年にマハティール首相(当時)が提唱された「東 方政策」により飛躍的に深く、広いものになり、1982年以来、延べ14,000人にも上るマレーシアの方々が訪日し、日本からも多くの方々がマレーシア を訪れました。その東方政策も来年30周年を迎え、その1つの集大成として、ここクアラルンプールでのマレーシア・日本国際工学院の開校も間近に控えてい ます。私は、マレーシア、日本双方の関係者の方たちと協力しながら、私は30周年を次の10年、40周年に向けた飛躍の契機として東方政策を通じた両国間 の結びつきを一層深めていきたいと考えています。

  また日本とマレーシアの経済関係は強固な両国関係の基礎を形作ってきました。これからも、マレーシアが目指す2020年の先進国入りに向けて、マレーシア における社会資本の充実や両国企業の活発な経済活動への側面支援など、様々な分野で両国の経済関係を更に発展させていきたいと思います。

 ASEANの主要メンバー国であるマレーシアとは、要人の相互訪問等を通じて二国間の絆を一層強めていくことはもちろん、平和構築分野や海上交通安全の 確保などグローバルな課題でも更なる協力を進めていけることを楽しみにしています。

  昨年4月のナジブ首相の初めての訪日の際には、共同首脳声明として「新たなフロンティアに向けて強化されたパートナーシップ」が発表され、今般(5月25 日〜26日)の2度目の訪日により両国の友好関係が更に強化されました。マレーシアは日本にとってもっとも親しい国の1つです。私は、日本とマレーシアの 間のこれまでの友好関係を一層発展させるべく、幅広い皆様と一緒に努力したい願っております。どうぞよろしくお願いします。   


 2011 年5月

中村 滋


© Embassy of Japan in Malaysia
No.11 Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak,
50450 Kuala Lumpur, Malaysia