在留邦人の皆様へ

 

重症急性呼吸器症候群(SARS)について(第53報)

                          

2003年5月18日

 

在マレーシア日本国大使館

   

 

 重症急性呼吸器症候群(SARS)につきまして、5月17日現在までの保健省発表を以下のとおりとりまとめましたので、お知らせします。なお、現在のところ、マレーシアはSARS感染国ではありません。

 

 在留邦人の皆様におかれましても関連情報の入手に努めるとともに安全確保に十分注意して下さい。

 

 SARSに関する情報は保健省のオペレーション・センター(TEL:03-2694-6394または03-2693-8053、ホーム・ページ:http://webjka.dph.gov.my/sars)から得られます。

 

 (日本の厚生労働省よりのお知らせ)重症急性呼吸器症候群(SARS)に関するホットライン

受付曜日及び時間帯、月曜日から金曜日(土日・祝祭日は除く)、午前9:30〜12:00まで、午後1:00〜 5:00まで。(TEL:81-45-474-6039、ホームページ:http://www.johac.rofuku.go.jp)

 

1.      保健省は、大学、カレッジの新学期開始時(6月1日の予定)に、各大学、カレッジに、保健省係官によるSARSカウンターを設置し、学生に対し指導等を行う予定である。詳細は以下のとおり。

(1)6月1日までにSARS感染国を訪問し、SARSの症状がある場合には、直ちに病院に入院する手続きを行う。

(2)SARS感染国を訪問したが、SARSの症状はないが、健康診断を受ける手続きを行う。

(3)SARS感染国を訪問しなかった場合、SARSに関する説明を行う。

 

2.      私立病院で働いている2名の看護婦が、先月10日間ニュージーランドを訪問し、感染国であるシンガポールを経由し(トランジット1時間)、マレーシアに帰国した。同病院院長は看護婦2名を10日間自宅隔離させたが、その間の給料は支払わなかった。保健省は本件について、人的資源省で取り扱う事となろうが、トランジット(1時間)で隔離する必要もない。トランジットのことは、保健省及びWHOのガイドラインでもアドバイスしていない。看護婦等医療従事者を隔離し、給料を支払わないことは、脅威を与えるだけであり、かつ、雇用主に対して健康状態を通報することを怠ってしまうだけである。SARS拡大防止のためには、透明性と通報が重要である。

 

3.      (16日午後6時現在まで)感染状況は以下のとおり。

(1)死亡者

2名

(2)感染した可能性が高い

7名(中1名はインド人)

(3)感染の疑いで病院に隔離

19名

(4)感染の疑いで外出禁止または検査中

0名

(5)感染の疑いで通報があったもの

389名

 

なお、感染の疑いで病院に隔離されている者の病院名は以下のとおり。

(1)クアラルンプール総合病院

2名

(2)マラッカ病院(マラッカ州)

2名

(3)クアンタン病院(パハン州)

1名

(4)テンク・アンプアン・ラヒマ病院(スランゴール州)

4名

(5)マラヤ大学医療センター(スランゴール州)

2名

(6)セレンバン病院(ヌぐリスンビラン州)

1名

(7)ペナン病院(ペナン州)

4名

(8)イポー病院(ペラ州)

1名

(9)クチン病院(サラワク州)

1名

(10)セントーサ精神病院(サラワク州)

1名

 

計19名