在留邦人の皆様へ

 

重症急性呼吸器症候群(SARS)について(第69報)

                  

2003年6月1日

 

在マレーシア日本国大使館

  事  部

 

 重症急性呼吸器症候群(SARS)につきまして、5月31日現在までの保健省発表を以下のとおりとりまとめましたので、お知らせします。なお、現在のところ、マレーシアはSARS感染国ではありません。

 

 在留邦人の皆様におかれましても関連情報の入手に努めるとともに安全確保に十分注意して下さい。

 

 SARSに関する情報は保健省のオペレーション・センター(TEL:03-2694-6394または03-2693-8053、ホーム・ページ:http://webjka.dph.gov.my/sars)から得られます。

 

 (日本の厚生労働省よりのお知らせ)重症急性呼吸器症候群(SARS)に関するホットライン:

受付曜日及び時間帯、月曜日から金曜日(土日・祝祭日は除く)、午前9:30〜12:00まで、午後1:00〜 5:00まで。(TEL:81-45-474-6039、ホームページ:http://www.johac.rofuku.go.jp)

 

  (5月16日より)日本に到着する全ての航空便の搭乗者に対して「健康カード」を配布するとともに入国時に右カードの提出を求められています。

 

1.      5月24日以来SARS疑い例の報告はなく、これで7日目となった。また、全国の21のSARS指定病院に感染の疑いで隔離されている者は、マラヤ大学医療センターの2名のみとなった。

 

2.      感染国(中国、香港、台湾、カナダ)からマレーシアに到着する外国人留学生については、1日より10日間隔離する予定である(但し、外国人労働者については、既に実施中である)。なお、到着時のスクリーニングは引き続き厳重に行う。

 

3.      (5月31日午後6時現在まで)感染状況は以下のとおり。

 

(1)死亡者

2名

(2)感染した可能性が高い

5名

(3)感染の疑いで病院に隔離

2名

(4)感染の疑いで外出禁止または検査中

79名

(5)感染の疑いで通報があったもの

424名