重症急性呼吸器症候群(SARS)について(第19報)
                          
(2003年4月16日)
 
 重症急性呼吸器症候群(SARS)につきまして、15日現在までの政府、保健省発表を以下のとおりとりまとめましたので、お知らせします。
 
 在留邦人の皆様におかれましても関連情報の入手に努めるとともに安全確保に十分注意して下さい。
 
 SARSに関する情報は保健省のオペレーション・センター(TEL:03-2694-6394または03-2693-8053、ホーム・ページ:http://dph.gov.my/sars)から得られます。
 
 (日本の厚生労働省よりのお知らせ)重症急性呼吸器症候群(SARS)に関するホットライン受付曜日及び時間帯、月曜日から金曜日(土日・祝祭日は除く)、午前9:30〜12:00まで、午後1:00〜 5:00まで。(TEL:81-45-474--6039、ホームページ:http://www.johac.rofuku.go.jp)

1.(11日)
 中華系マレーシア人(男性、37歳)が、スランゴール州クラウン市テンク・アンプアン・ラヒマ病院において死亡した。同人は3月27日シンガポールからマレーシアに戻ってきた親戚と数回接触した。4月7日になって頭痛及び熱が出たので、同病院に入院し検査中であった。同人は検死の結果、SARSに感染した可能性は薄いと判断される。同人は麻薬を使用していた。
 
2.(15日)
 午前6時50分、中華系マレーシア人(男性、64歳)が、クアラルンプール総合病院において死亡した。同人は現在検死中であるので、SARSに感染していたか否かは、現時点では判断できない(デング熱の可能性も排除されない)。
 なお、同人は4月1日中国からマレーシアに戻ってきた。4月10日になって熱及び咳が出た。その後熱及び咳がとまらないので、14日未明にクアラルンプール病院に入院したが、15日早朝死亡した。
 
3.(15日)
 午後6時現在までの感染状況は以下のとおり。
(1)死亡者 1名  (当館注:報道では上記1.2.の2名が含まれ3名となっている)
(2)感染した可能性が強い 4名  (中1名はインド人)
(3)感染の疑いで病院に隔離 37名
(4)感染の疑いで外出禁止または検査中 13名
(5)感染の疑いで通報があったもの 202名
 
 なお、病院で隔離されている37名の地域別内訳は以下のとおり
(1)クアラルンプール直轄区 4名
(2)スランゴール州 12名
(3)ペナン州 3名
(4)ケダ州 5名
(5)ペラ州 7名
(6)サバ州 2名
(7)ペルリス州 4名
計37名