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MJIITにおけるASEAN留学生に対する奨学金給付に関する紹介行事の開催 |
MJIITにおけるASEAN留学生に対する奨学金給付に関する紹介行事の開催 |
平成26年5月27日 |
5月27日、マレーシア日本国際工科院
(MJIIT)において、今年度実施されるMJIITのASEAN諸国からの留学生に対する奨学金給付について、マレーシアに駐在する外交団に紹介する行
事が開催されました。この奨学金は、日本政府が日本ASEAN統合基金(Japan-ASEAN Integration
Fund(JAIF))を通じて拠出(約100万ドル)するもので、昨年12月に行われた日・マレーシア首脳会談の際、安倍総理からナジブ首相に表明した
ものです。 マレーシア工科大学(UTM)からハムダニKLキャンパスダイレクター、ルビアMJIIT院長他が出席し、外交団からは、宮川大使の他、シンガポール大使、ミャンマー大使、ラオス大使が出席するとともに、他のASEAN諸国の代表者が参加しました。 ハ ムダニ・キャンパスダイレクターの歓迎スピーチに引き続き、マレーシア教育省のシティ・ハミサ高等教育局副局長は、挨拶の中で、マレーシア政府は、 MJIITをASEANにおける日本式工学教育のハブにする計画であること、さらに、MJIITにおけるJAIF奨学金などによるASEAN留学生の人材 育成は、2015年にASEAN経済共同体が構築されるという時流に即している点などについて述べました。 宮川大使はスピーチの中で、マレー シア政府は、東方政策を通じて日本の科学技術のみならず、日本の労働倫理などの社会的価値観をマレーシアの発展に取り入れようとしたこと等に触れつつ、 MJIITは東方政策の集大成であること、さらに、日本式工学教育のハブとしてASEAN各国に開かれていることなどを述べるとともに、JAIF奨学金を 活用しつつ、MJIITをASEAN各国の人材育成に役立てて欲しい旨を述べました。 |