国家ワクチンプログラムの第4フェーズ(COVID-19官民パートナーシップ産業予防接種プログラム:PIKAS)について

令和3年6月14日
6月12日、国際貿易産業省は国家ワクチンプログラムの第4フェーズとして、COVID-19官民パートナーシップ産業予防接種プログラム(PIKAS)を発表したところ、概要は以下のとおりです。
 
・同プログラムは、製造業を対象としており、電気電子、食品加工、鉄鋼、医療機器、個人用保護具(PPE)、石油・ガス、ゴム製品(医療用手袋の製造サブセクターを含む)などの重要な製造サブセクターが優先対象となる。
・国際貿易産業省以外の他のいくつかの省庁も、それぞれの部門の従業員のワクチン接種に責任を負う。
・同プログラムへの企業および従業員の参加は任意である。また、接種を受けるには国家ワクチンプログラムの下で MySejahtera に登録が必要である。
・同プログラムは、2021年6月16日に開始される。(申請は6月13日から可能)
・従業員自身の接種は無料。ただし、配偶者等は同プログラムによる接種対象外。
・企業のワクチン接種の優先順位は、企業がレッドゾーンの中に存在する等いくつかの考慮事項に基づいて決定される。
・雇用主は、ワクチン接種に関する費用について従業員の給与から差し引いてはならない。
 
登録方法、費用等の詳細については、以下の国際貿易産業省の発表をご確認ください。
<国際貿易産業省の発表>
https://www.miti.gov.my/redir/pikas/pikas.html
 
予防接種を受けるかの判断に当たっては、予防接種による感染者予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解頂いた上で、国際貿易産業省のホームページ等による最新情報を確認いただくようお願いします。