私は騙されない@マレーシア
令和8年3月19日
1. マレーシアにおける詐欺被害の現状(手口)・未然防止策
● マレーシアにおける詐欺被害については、ますます深刻な状況にあり、当館には多くの相談が寄せられています。● マレーシア国家警察の統計によれば、詐欺被害は過去10年間で20万件以上認知されており、被害総額も約90億リンギットに上るなど年々増加傾向にあります。
● 2024年の被害件数は、10年前の約5.6倍(35,368件)と過去最高を記録しています。2025年は11月末時点で、2024年を上回る約6万7千件の被害件数、被害額も約RM27億に上っています。
マレーシアにおけるオンライン詐欺の被害件数・被害額(2015年から2025年11月末まで)

主な詐欺の手口(2025年1~11月末まで)・詐欺師がよく使うツール
(2025年当地報道を基に主な手口のみを抜粋し作成したもの)
(マレーシア携帯電話大手セルコム・ディジがマレーシア全土の18歳以上のマレーシア人(約1万人)を対象に実施した調査レポート「National Scam Awareness Survey 2024 Report」を基に作成)
詐欺被害の実例
● 当館に多く寄せられる詐欺被害の相談や報告は、主に次のようなケースです。・ 警察等の治安機関、政府機関、企業職員を名乗る不審電話
・ マレーシア入国前に登録が必要な「マレーシア・デジタル・アライバル・カード」の偽ウェブサイト
・ インスタグラム・Linked-inなどSNSを介した投資の勧誘
・ 恋愛感情や親近感を抱かせた上で金銭等をだまし取るロマンス詐欺
詐欺被害の未然防止のため、警察のウェブサイトをご活用ください
● マレーシア国家警察では、犯罪に関与している不正口座、電話番号に加え、詐欺等に加担している疑わしい会社、いわゆる「ペーパーカンパニー」に関する情報をご自身で調べることができるウェブサイト( https://semakmule.rmp.gov.my/ )を開設しています。● 不審な電話やかかってきた電話番号に思い当たらない場合などは、警察のウェブサイトを使い、詐欺被害の未然防止に役立てください。なお、このウェブサイトで「該当する番号等が見つからなかった」からといって、必ずしも詐欺ではないことを意味するものではありませんのでご留意ください。
● 利用方法は次のとおりです。
・ステップ1:言語(マレー、英語、中国語、タミール語)を選択
・ステップ2:検索項目「電話番号、銀行口座、又は会社名」を選択
・ステップ3:相手の「電話番号、口座番号、又は会社名」を入力
・ステップ4:「Check」ボタンをクリック。懸念情報(疑わしい番号かどうか)の有無が表示される形。

2. マレーシア国内では、日本向けに電話やLINE等を使い、詐欺等罪で逮捕される邦人が徐々に増加傾向
● 昨今、カンボジアやミャンマーなど東南アジア各地で、特殊詐欺に関与した日本人グループの摘発が相次いでいますが、マレーシア国内でも特殊詐欺拠点が摘発された際に、日本人が逮捕されているケースもあります。● コンドミニアムの一室や一戸建てを詐欺の拠点として、当地から日本向けに電話やメッセージアプリを使って詐欺行為を行っていたとされ、電話の「かけ子」の顔をニセの警察手帳の写真に置き換えるなど、AI(人工知能)を用いたビデオ通話システムを使っていたとの報道もあります。
● 本物の警察官は、「電話で捜査対象となっている」などと伝えることや、警察手帳や逮捕状の画像を送ることはありません。このような電話やメールがあれば、「詐欺では?」と疑うことが大事です。
● 怪しいと思った時は、電話やビデオ通話を切って、家族や友人、最寄りの警察署、又は大使館(総領事館)に相談して下さい。
● 相手方から教示された番号には、決して折り返さないでください。
3. 外務省から特殊詐欺に関する注意喚起
特殊詐欺に関する広域情報
• 匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)を含めた犯罪組織による海外における闇バイトに関する注意喚起(加害者にならないために)(2025年12月16日)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C056.html
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C056.html
• 特殊詐欺事件に関する注意喚起(加害者にならないために (その3)) (2025年02月20日)
ttps://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C003.html
ttps://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C003.html
• 特殊詐欺事件に関する注意喚起(加害者にならないために (その2)) (2024年12月16日)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C053.html
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C053.html
• 特殊詐欺事件に関する注意喚起(加害者にならないために) (2023年08月09日)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C035.html
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C035.html
• 特殊詐欺についての注意喚起(被害に遭わないために) (2025年12月16日)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C057.html
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C057.html
• 特殊詐欺についての注意喚起 (被害に遭わないために) (2024年11月29日)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C049.html
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C049.html
4. 「海外で高額収入」、「儲かる仕事」などという言葉には要注意!危険です
● 「海外で短期間に高収入」、「簡単な翻訳作業」といった、いわゆる闇バイトの謳い文句に誘われ、「海外旅行に出かけて小遣い稼ぎができる」といった安易な気持ちで海外に渡航した結果、意図せずに詐欺犯罪の加害者になってしまうケースがあります。● 短期間で多額の報酬を得られるような仕事は、海外でも通常はないことを十分認識してください。
● 安易にこうした求人に応募することがないよう、また、意図せず犯罪の加害者になることがないよう、十分慎重に行動してください。
警察庁作成・広報啓発動画(30秒)
(出典:警察庁ウェブサイトhttps://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/yamibaito/hanzaishaboshu.html)






