サバ州東海域における商業船舶に対する襲撃・誘拐事件に伴う注意喚起

2020/4/1
●国際海事局海賊情報センター(The IMB Piracy Reporting Centre)によれば、フィリピンの武装グループ,アブ・サヤフ・グループ(ASG)のメンバーが,サバ州東海域において誘拐の準備を行う準備をしているとの情報が確認されたようです。
●フィリピン南部スールー海域及びマレーシア・サバ州東海域では,武装集団による海賊事件が多発しております。
●フィリピン南部周辺海域を航行する船舶の運行事業者及び当該船舶に乗船を予定されている方は,同海域において海賊被害に遭遇する危険性を十分認識し,最新情報の入手に努めてください。
●ダイビングクルーズ等,観光目的で同海域を訪れることはやめてください。
 
☆詳細については,下記の内容をよくお読み下さい。
 
1 最近,マレーシア,インドネシア両国の領海に接するフィリピン南部のスールー海域を航行中の商業船泊が,武装した乗組員の乗船する小型ボートに追跡される事件が複数回発生しています。同海域及びマレーシア・サバ州東海域では,これまでにイスラム過激派組織アブ・サヤフ・グループ(ASG)等の武装組織がたびたび拉致,襲撃,海賊などの事件を起こしており、新たに誘拐を行う準備をしているという情報もあります。
今後もこれらの海域において同種の事件が継続的に発生する可能性は高く,やむを得ず同海域で船舶を運航する必要のある船舶運航事業者及び当該船舶に乗船を予定されている方は,引き続き十分な警戒が必要です。
 
2 ついては,フィリピン南部スールー海域及びマレーシア・サバ州東海域において,具体的には以下の点に注意してください。
●同海域を航行する船舶の運行事業者及び当該船舶に乗船を予定されている方は,同海域において海賊被害に遭遇する危険性を十分認識し,最新情報の入手に努めてください。
●乗船予定の船舶の安全対策を確認しつつ,情勢によっては,船舶の運航事業者や旅行事業者と相談の上,同海域を通過する船舶への乗船を控えてください。
●不用意に同海域を訪問すれば,不測の事態に巻き込まれる可能性があります。ダイビングクルーズ等,観光目的で同海域を訪れることはやめてください。
 
(現地公館連絡先)
○在マレーシア日本国大使館 
住所:11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia 
電話:(03)2177-2600(代表)
ホームページ:https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html 
 
○在コタキナバル領事事務所 
住所:No.18, Jaran Aru, Tanjung Aru, 88100 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
電話:(088)254-169
ホームページ:https://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html