鈴木一郎氏及び宮川厚志氏の「日本食普及の親善大使」就任

令和5年1月12日
令和4年12月14日、農林水産省は、鈴木一郎氏及び宮川厚志氏を「日本食普及の親善大使」に任命しました。
 
「日本食普及の親善大使」は、海外の日本料理関係者等に専門的な視点からアドバイスを行うなど、国内外で日本食・食文化を継承・普及して頂くため、農林水産省が任命を行っているものです。
 
鈴木一郎氏は、2000年にマレーシアで食品パッケージメーカーHiro Food Packages Manufacturing社を創業され、同社は現在、83ヶ国へ食品パッケージを輸出する食品パッケージメーカーに成長しています。また、2009年、日本食品を輸入販売する食品商社Dokaを設立し、卸販売、食品加工、日本食小売、レストラン運営など、さまざまな方面からマレーシアにおける日本食産業と強いネットワークを持ちその発展を支えています。2014年には、長年のマレーシアへの貢献を認められ、Datukの称号を授与されております。
 
  宮川厚志氏は、日本の生鮮・冷蔵・冷凍食品をマレーシアに輸入販売する専門商社JMG Trading社を創業され、マレーシアにおける長年の日本食ビジネス経験のもと、これまで日本産青果物の取扱いのなかった地場スーパーへの販路を独自に開拓しました。主に水産品、青果物を中心とした空輸便・海上船便でマレーシアへの日本食の輸入販売を通じ、ホテル、レストラン及び小売業者との幅広いネットワークを有しております。また、2013年よりJETROクアラルンプール事務所の農林水産・食品コーディネーターを務め、当地ビジネスに精通した成功例・失敗例を含む実体験に基づくアドバイスを提供し、マレーシアでの日本食・食文化の普及に貢献しています。
 
 和食は、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録され、世界から注目されています。また、日本からマレーシアへの農林水産物・食品の輸出額は5年間で2.3倍に拡大するなどマレーシアにおいても日本の食品や和食文化は多くの人に親しまれるようになっています。マレーシアにおける日本食・日本食文化の普及が、日本文化に対する理解の醸成や訪日マレーシア人の増加に繋がることを期待しています。
 
当館としても、鈴木一郎氏及び宮川厚志氏をはじめとする当地関係者ととも日本食の普及に取り組んで参ります。
 
 
(日本食普及の親善大使の任命)
https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/kikaku/221214.html
 
(和食;ユネスコ無形文化遺産)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/
 
(Hiro Food Packages Manufacturing社)
ホームページ: http://www.hirofood.com/index.html
Facebook: https://www.facebook.com/HIROFOODPACKAGES/
 
(Doka社)
ホームページ: http://www.doka.com.my/index.html
 
(JMG Trading社)
Facebook: https://www.facebook.com/jmgtradingsdnbhd/