高齢者及びフロントライナー向けブースター接種の開始

○10月13日、保健省は、高齢者及びフロントライナー向けのワクチンのブースター接種、並びに、免疫不全者のためのワクチンの追加接種を開始することを発表しましたのでお知らせします。予防接種を受けるかの判断に当たっては、予防接種による感染予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解頂いた上で、マレーシア政府当局のホームページ等による最新情報を確認いただくようお願いします。また、新たな情報が得られ次第、随時お知らせいたします。
 
○ブースター接種は、2回のワクチン接種完了後6ヶ月以上が経過している60歳以上の高齢者及びフロントライナーが対象となり、MySejahteraにより通知されます。（MySejahteraを使用していない者には、SMS、電話により通知）。ブースター接種は任意であり、国家Covid-19免疫プログラム（PICK）の下、無料で実施されます。
 
○現時点で、医薬品規制庁（DCA）からブースター接種用に承認されたワクチンはファイザーのみであることから、ブースター接種は、過去にファイザーのワクチンを2回接種した者が対象となります。保健省は、11月にサラワク州において、異なる種類のワクチンによるブースター接種に関する研究を行い、医療研究・倫理委員会の承認を得た後、他の州においても異なる種類のワクチンによるブースター接種を実施する予定です。
 
○2回のワクチン接種により十分な効果が得られていない、癌患者、臓器移植を受けた者、人工透析患者などの免疫不全者に対する追加のワクチン接種は、ワクチン接種完了後28日以上が経過している者が対象となり、指定された医療施設において、医療専門家の監視の下で行われます。
 
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