建設産業開発委員会(CIDB)による建設部門向けのワクチン接種プログラム

令和3年6月17日
6月17日、公共事業省建設産業開発委員会(CIDB)は、建設部門向けのワクチン接種プログラムを発表したところ、概要は以下のとおりです。
 
1 経済分野の最前線で働く労働者のワクチン接種率を加速するために、政府は本日、公共事業省建設産業開発委員会(CIDB)を通じて、建設業界の40,000人の労働者向けのCOVID-19ワクチン接種プログラムを提示する。
 
2 公共事業省は2021年6月14日に、建設分野への予防接種プログラムの実施案をCOVID-19予防接種特別タスクフォース(CITF)に提示し、そして承認された。このプログラムでは、ワクチンの供給と輸送は政府が無料で提供し、それ以外の、接種を支援する人員や資格を有する医師、ワクチン接種センター(PPV)の費用は民間事業者の負担となる。この点で、CIDBは建設業界のために、この予防接種プログラムの実施を調整し、促進する。これは、この困難な時代において、建設業界を支援するCIDBによる貢献の一部である。
 
3 本プログラムを通じた予防接種の費用は、ワクチン注射の2回の完全な投与に対して1人あたりRM140となる。業界の経済的負担を軽減するために、CIDBは従業員一人あたりRM50の補助金を提供し、またCIDBの施設をPPVとして無料で提供する。これは、建設部門の雇用者は、予防接種を受けた労働者ごとにRM90を支払うだけでよいことを意味する。
 
4 本プログラムへの参加は任意である。本プログラムにおいては、建設業界の各企業がCITFに直接申し込むことにより、従業員のための予防接種プログラムの実施を選択できる。CIDBが調整する本プログラムは、建設業界の労働者を対象とし、2021年6月30日からクアラルンプールの連邦直轄領から開始、そして2021年7月14日からセランゴール州全体で実施することを目指している。
 
5 本プログラムへの従業員の登録を希望する建設業者は、2021年6月21日からhttp://vaccine.cidblink.comで登録することが可能であり、03-40428880に電話して問い合わせることも可能。
 
詳細は、以下の建設産業開発委員会(CIDB)による発表をご確認ください。
<建設産業開発委員会(CIDB)による発表>
https://www.facebook.com/KementerianKerjaRaya/posts/4261680040538146
 
予防接種を受けるかの判断に当たっては、予防接種による感染予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解いただいた上で、建設産業開発委員会(CIDB)のウェブサイト等による最新情報をご確認いただくようお願いします。