国際機関を通じた新型コロナウイルス対策支援

2021/1/21
日本は、2020年3月から、新型コロナウイルスの脅威に際し、マレーシア政府との二国間の協力に加え、国際機関を通じた緊急支援を行っています。
 
【国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)】
日本は、アジア・中東諸国27か国に対し、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を通じて約2,400万ドルを支援しました。そのうちマレーシアに97万ドルが充てられており、2020年3月から以下の支援が行われています。
(1)5,000家族に食料品、3,000家族に手指消毒剤などの衛生品を配布
(2)主にサバ州に医療用マスクなどの個人防護服を配布
(3)輸送目的の医療用車輌やトラックの調達
(4)陰圧式救急車の調達(継続中)
(5)オンライン会議用のICT機器の調達
(6)オンライン教育などの教育支援の提供(継続中)
 
 
支援物品の配布,トラックの調達(写真提供:IFRC)

【国連児童基金(UNICEF)】
日本は、アジア・中東・大洋州諸国26か国に対し、国際児童基金(UNICEF)を通じて約2,900万ドルを支援しました。そのうちマレーシアに約22万ドルが充てられており、2020年3月から9月にかけて以下の支援が行われました。
(1)生活に困窮している主にクランバレーとサバ州の73,500人の児童を対象に、マスクや手指消毒剤などの衛生品を配布
(2)オンラインプラットフォームを通じて39万人以上の若者を対象に、コロナの予防策などの情報を提供
(3)マレーシア教育省及び2,627人の先生を対象に、研修などを通じて継続的なオンライン教育の強化を支援
 
 支援物品の配布(写真提供:UNICEF)
 
【国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)】
日本は、アジア・中東諸国17か国に対し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じて約2,400万ドルを支援しました。そのうちマレーシアに100万ドルが充てられており、2020年3月から9月にかけて以下の支援が行われています。
(1)特に生活に困窮している援助対象者4,273家族14,506人を対象に、生活のために必要不可欠な最低限の物品確保のための支援を実施
(2)援助対象者8,435家族を対象に、食料品及び衛生品を配布
(3)UNHCR及び難民支援団体の活動のための消毒液、マスク等の医療物品の購入
(4)援助対象者へのリモートサービス提供のための通信機器の購入
 
援助対象者への支援物品の配布(写真提供:UNHCR)

社会的弱者としての援助対象者に対するこれらの支援は、「持続可能な開発目標」(SDGs)「誰一人取り残さない」との理念及び「人間の安全保障」における「恐怖からの自由、欠乏からの自由」の確保に合致するものであり、援助対象者の健康及び生活の維持に貢献しています。