日本からマレーシアへの医療機器無償供与に係るバーチャル署名式

2021/1/22
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1月22日、岡大使は日本からマレーシアに医療機器を提供するためのバーチャル署名式を行いました。その際、岡大使は次のように述べました。
 
マレーシアにおける日本社会を代表して、マレーシアでのCOVID-19パンデミックを食い止めまた安全を守るために、保健省の全ての職員と第一線の医療従事者が献身的な努力をしていることに対し、アドハム・ババ保健大臣閣下に、深い感謝と敬意を表したいと思います。
 
このたび、日本政府を代表して、閣下とともに、日本からマレーシアへの約5億円相当の医療機器の提供を目的とした交換公文に署名することを、大変光栄に思います。この無償資金協力が、マレーシア政府のCOVID-19パンデミックへの対応、特にマレーシア国民への診断・治療の提供に役立つことを、また、今回供与する医療機器が一日も早くマレーシア国民のために活用されることを心から願っています。
 
日本政府は、世界がCOVID-19パンデミックとの戦いを始めた昨年から、二国間のみならず、地域や国際的な様々なルートで、世界の人々がウイルスに対処できるように支援を行ってきました。
 
マレーシアでは、今回の医療機器の無償供与に加え、既に国際機関であるIFRC、ユニセフ、UNHCRを通じ、約2億円相当の食料、個人用防護具、医療車両、オンライン教育のためのICT機器などを提供することで、社会的弱者が直面している困難を緩和するための支援を行ってきました。
 
また、ASEANにおける感染症対策の要としての「ASEAN感染症対策センター」の設立に向けて、着実に進展していることを喜ばしく思います。昨年4月のASEAN+3首脳会議では、安倍首相(当時)が全面的に支持を表明しており、昨年11月のASEAN首脳会議での設置合意は重要な節目と評価されています。日本政府は、50億円の資金支援に加え、JICAを通じた専門家の派遣や技術協力による研修などを通じて、本センターがマレーシアを含むASEAN地域の感染症対策の中核となるよう、今後も支援していきます。
 
閣下
 
パンデミックへの対応には国際的な協力が必要です。このような観点から、日本政府は、COVID-19との世界的な戦いに誰一人として取り残されてはならないとの強い信念のもと、国際的な枠組みでも支援を行ってきました。ワクチンの開発と世界的な流通の緊急性に鑑み、日本とマレーシアがCOVAXに共に貢献することを大変喜ばしく思います。
 
我々は、世界中のすべての人がワクチンを手頃な価格で公平にアクセスできるようにする必要があるというムヒディン首相の声明を全面的に支持します。日本政府はワクチン開発のためにGAVIを通じて170億円を、またワクチンの世界への供給のためにCOVAXを通じて130億円を拠出しています。 
 
日本とマレーシアの友好関係を象徴する今回の無償資金協力による医療機器の提供が、マレーシア政府や国民の皆様のお役に立てることを願っております。
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