四方大使による「年賀状展2026」への出席

12月11日、四方敬之大使は、ILHAM Galleryで行われている「年賀状展2026」を訪れました。
 
本イベントは、元日本留学生であるラム・チン・フー氏の主催により、年賀状や日本のお正月行事について紹介するもので、年賀状の作成体験、年賀状や年賀切手の展示、書道体験、お正月飾りの展示などを行っています。
 
日本では、新年は特別な休日であり、日本人にとって1年の中も最も重要であるとも言われています。以前は、新年が明けてから数日の間、親戚、隣人、昨年お世話になった人を招く習慣がありましたが、明治時代に郵便局がはがきの発行を開始した後、新年の挨拶の形式の一つとして、年賀状が送られるようになったとされています。
 
年賀状は、お世話になった人や友人、親戚などに送る新年の挨拶状であり、旧年中の感謝と新しい年への願いが込められています。こうした年賀状の文化が、マレーシアにおいて紹介され関心を集めていることは、人と人とのつながりを大切にする両国の価値観を共有する、文化交流の一つの形といえます。