【新型コロナウイルス】クランバレー地域における陽性者(無症候又は軽症)の取扱いについて(2021年7月26日発効)

令和3年7月27日
   7月26日、グレータークランバレー特別タスクフォース(Greater Klang Valley Special Task Force(GKV STF))から、陽性者(無症候又は軽症)の新たな取扱いが発表されました。なお、これはクランバレー地域(スランゴール州、クアラルンプール、プトラジャヤ)在住の方への対応であり、当該地域以外の方については引き続き保健所又はCAC(コロナ評価センター)の指示に従う必要がありますが、感染者数が急増している一部地域については保健所又はCACからの連絡が遅延するという報告も受けているところです。したがって、健康に不安のある方や症状が悪化した方におかれては、処置が遅れ危険な状態にならないよう、当局からの連絡を待つこと無く、自ら保健所・CACへ連絡する(地域毎の各種連絡先は https://covid-19.moh.gov.my/hotline で確認可能です)、あるいは最寄りの病院で受診するなど、自身を守る行動を速やかに起こすようにして下さい。
 
++++++(以下、GKV STFからの発表内容)++++++
 
   クランバレー地域における感染者数の急増を受け、GKV STFはバーチャルCACを導入した。クランバレー地域在住の無症候又は軽症の陽性者については、CACに出頭する必要はなく、その代わりに、自宅隔離及び遠隔監視を受けることになる。さらに、濃厚接触者も自宅隔離をするのみで良く、症状が無い限りは検査を受ける必要はない。無症候又は軽症の陽性者に求められる行動の詳細は以下のとおり。なお、本対応は速やかに発効する。
 
  • 速やかに自宅隔離に服すること
  • MySejahteraアプリをダウンロードし、陽性検査結果をアプリ上で報告するとともに、電子自宅隔離指示をアプリ上で取得する。自宅隔離者は実際のリストバンドを付与されることはないが、電子自宅隔離指示を取得することで、法令上、自宅隔離指示の下にいることを想起させる
  • 連日、アプリ上で健康状態を報告する。陽性者の健康状態はバーチャルCACによりモニターされ、必要に応じて、陽性者はCACから連絡を受ける
  • 最寄りのCACへの出頭が必要になった場合には、アプリ又は電話を介してその旨陽性者へ連絡がなされる。CAC出頭に際し補助が必要な場合は、CAC(03-7723-9299、連日8:00から21:00まで稼働)またはCPRCホットライン(03-7723-9300、連日8:00から24:00まで稼働)へ連絡すること
  • 症状が悪化した場合、バーチャルCACからの電話連絡を待つこと無く、速やかに最寄りの病院に治療を求めること
(発表原文)
https://twitter.com/KKMPutrajaya/status/1419621641726922752/photo/1