四方大使によるマラヤ大学アジア欧州研究所(AEI)における特別講演

令和8年10月30日
10月29日、四方大使は、マラヤ大学アジア欧州研究所(AEI)において、「インド太平洋の展望:新たなFOIPの下での日本とマレーシアの戦略的関係の発展」と題する講演を行いました。
 
講演において、四方大使は、日本とマレーシアの戦略的な連携の深化(Japan–Malaysia Strategic Convergence)に言及するとともに、2023年12月に包括的戦略的パートナーシップに格上げされた両国関係の今後の方向性について説明しました。また、日本の「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」とASEANの「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」の親和性と相乗効果に言及し、地域の平和、安定及び繁栄に向けた日・マレーシア間の緊密な連携の重要性を強調しました。
 
四方大使は、経済安全保障、エネルギー移行、デジタル化、海洋安全保障、人的交流及び教育等の幅広い分野において、両国の協力を一層強化していくことの重要性を強調しました。さらに、政府安全保障能力強化支援(OSA)を通じた安全保障協力、POWERR AsiaやAZEC 2.0を通じたエネルギー強靱化、AI・半導体分野における企業間連携、筑波大学マレーシア校やMJIIT 2.0を通じた人材育成など、最近の協力の進展について紹介しました。
 
最後に、四方大使は、日マレーシア外交関係樹立70周年に向け、「互いを豊かに、共に創る」という周年テーマの下、両国の更なる連携強化への期待を示しました。