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第26回「東南アジア青年の船」事後活動国際連携組織(SSEAYPインターナショナル)
年次総会の開催

 平成26年4月29日 

4 月25〜28日の間、ランカウイ島において、東南アジア青年の船事業参加者の各国同窓会関係者が一同に会する第26回国際年次総会が開催されました。本総 会には、約250名の元参加者に加え、マハティール元首相、マレーシア政府関係者、さらに日本政府から内閣府の阪本審議官、野田在ペナン総領事及び当館横 山広報文化部長等が来賓として出席しました。因みに、日本政府(内閣府)及びASEAN各国政府が共同事業として実施している本事業には、1974年の事 業開始後、これまでにASEAN各国及び日本から1万人以上の青年が参加しています。(東南アジア青年の船事業概要

マ ハティール元首相による開会宣言で始まった本総会は、マレーシア天然・環境省及びマレーシア森林研究所の協力を得つつ「自然に触れよう(Touch of nature)」とのテーマの下、各国同窓会による過去1年間の社会貢献活動等に関する報告とともに、マレーシアでの熱帯林の現状や自然保護等について専 門家から発表が行われました。

マハティール元首相は、基調講演において、東南アジア青年の船を通じた青少年交流は、参加青年が国境を越え て直に交流することにより、他者が直面する課題を自分の課題としてとらえることを可能にさせ、さらに、グローバルな課題に取組むきっかけを参加青年一人一 人に与えてきた旨を述べました。

27日、ダヤン・ビンティン島において、本総会参加者及び地元のボランティア計1500名以上が参加して マングローブの植林が行われました。現在マレーシア政府が進めているビジョン2020にちなみ、クアラルンプールから駆けつけたアブドラ元首相夫妻も加わ り20,200本のPaya Bakau種のマングローブの苗木が植えられ、マレーシア記録を達成した証明書が主催者に授与されました。

今 次年次総会は、本事業参加者同士の再会及び各国同窓会の活動報告等に留まらず、自然保護に係る様々なマレーシアの取り組みが紹介されるとともに、 ASEAN各国及び日本からの参加者が共に社会貢献活動を行う意義深い機会となりました。        

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開 会式に出席した来賓と各国同窓会会員                                                  各国同窓会代表とマハティール元首相ら来賓による記念撮影

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マ レーシア記録を達成したマングローブの植林                                                   植林を終えたアブドラ元首相


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