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平成20年 度外務大臣表彰

外務大臣表彰は、日本と諸外国との友好親善に顕著な功績があったと認められる個人及び団体について、その功績を称えること を目的としています。

日本とマレーシアの相互理解・友好関係の促進に長年努めてこられた功績を称え、8月20日に大使公邸にて、マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)と 万代利夫氏(ク アラルンプール日本人学校幼稚部顧問、ク アラルンプール日本人会副会長)に平成20年度外務大臣表彰が授与されました。

picJACTIMは、1983年の設立以 来、25年にわたり、マレーシア経済の発展及び日マレーシアの友好促進に重要な役割を果たしてきました。マレーシアのビジネス環境整備のため、国際貿易産業省(MITI)などの関係省庁 に対し毎年政策提言を行ってきており、日系企業にとってのマレーシア政府の窓口となってきました。

また1996年からは、JACTIM  FOUNDATIONを設置し、毎年20万リンギを超える寄付を実施しています。主な実績として、マレーシアパラリンピック協会を通 じた障害者スポーツ支援が2003年から行われているほか、マラヤ大学日本研究支援(日本関係書籍の寄贈や優秀学生への奨学金)があります。昨年度はペナ ンにあるAsia Community Serviceに対し、障害児童のための移動おもちゃ図書館用車両の寄付を実施しました。

pic万代利夫氏は1996年 よりクアラルンプール日本人会の 役員を務められ、2000年には同会副会長に就任し、同会の中心的な役割を長年にわたり担ってこられました。また同会の各種委員会の委員長も兼務し、同会 の活動を幅広く多方面に渡って支えてこられました。同会規約委員長として同会会則の全面的な整備に当たられ、同会の円滑な運営を支える一つの基盤を提供さ れました。また同会日本人墓地管理委員長として日本人墓地の維持管理を務め、当地における日本人社会の歴史を後世に伝えるべくご尽力されておられます。

2001年から2008年3月までクアラルン プール日本人学校幼稚部の園長を務め、現在は同部顧問として、当地在留邦人の児童の育成にも大きな役割を果たしておられます。教員の 質の向上を目的とした同部の制度の改革や、環境・施設の整備などに取り組むなど、同部の運営を様々な側面から発展させてこられました。

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