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小野寺防衛大臣のマレーシア訪問
平成26年4月29日

小野寺防衛大臣は、4月28日(月曜日)から29日(火曜日)までマレーシアを訪問したところ、概要は以下のとおりです。

1.主な行事(4月29日)
(1)日・マレーシア防衛相会談
(2)ナジブ首相表敬
(3)スバン空軍基地及び国立モスク訪問

2.概要と成果
(1)日・マレーシア防衛相会談
 小野寺防衛大臣は、29日10時30分(現地時間)、国防省を訪問し、栄誉礼・儀仗の後、11時からヒシャムディン国防大臣と防衛相会談を行いました。 
 会 談では、海洋安全保障問題に関し、力による現状変更は認められるものではないとして、法の支配に基づく海洋秩序の維持に向けて相互に連携していくことを確 認しました。小野寺防衛大臣は、日本において行われている集団的自衛権の行使に関する議論の現状を説明しました。これに対し、ヒシャムディン国防相は理解を示しました。
 また、ヒシャムディン大臣から、消息が不明となっているマレーシア航空機の捜索に対する自衛隊の貢献に謝意が表明される一方、小野寺大臣からも捜索活動に参加した自衛隊機に対するスバン空軍基地でのマレーシア空軍の支援に対して謝意が表明されました。

(2)ナジブ首相表敬
  小野寺防衛大臣は、同日午後12時30分(現地時間)から、首相府において、ナジブ首相を表敬し、集団的自衛権の行使に関する日本国内での議論の現状を説 明するとともに、海洋安全保障問題について、力による現状変更は容認できるものではなく、法の支配に基づく解決が必要だとの認識を示しました。これに対 し、ナジブ首相は日本の立場について理解を示すとともに、3月に消息を絶ったマレーシア航空機の捜索において、日本が自衛隊機及び海上保安庁機を派遣した ことに感謝の意を表明しました。また、ナジブ首相は、5月に日本経済新聞主催の国際交流会議参加のために訪日することを楽しみにしていると述べました。

(3)スバン空軍基地及び国立モスク訪問
  小野寺防衛大臣は、同日午後1時45分(現地時間)から、スバン空軍基地を訪問しました。空軍基地では、ラヒム国防副大臣主催昼食会の後、マレーシア空軍 による概況説明(スバン基地概要及びMH370機捜索活動)が実施されました。スバン空軍基地訪問後、国立モスクを訪れ、マレーシアのイスラム文化に対す る理解を深めました。

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栄誉礼、儀仗                                   日馬防衛相会談の様子


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ナジブ首相表敬                                国立モスク訪問




     















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