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パハン・スランゴール導水事業 TBM発進式
平成22年11月10日
在マレーシア日本国大使館


  2010年11月10日、日本政府の協力により実施されているパハン・スランゴール導水事業(トンネル工区)のTBM(トンネル・ボアリング・マシ ン)発進式が、スランゴール州ランガットにて開催されました。
 
  本発進式には、ピーター・チン・エネルギー・環境技術・水大臣、堀江正彦駐マレーシア日本国大使ほかエネルギー・環境技術・水省の職員等、約300名が出 席しました。式典では、ランガットの本坑内に設置されたTBM3号機の清めを行ったあと、TBMの命名(TIARA MIDORI)披露とともに始動が行われました。

 本件事業は、スランゴール州と隣接するパハン州から、水需要の大きい首都圏(スラン ゴール州、クアラルンプール及びプトラジャヤ連邦直轄区)へ導水する事業であり、本年4月に着工式を行いましたが、今般は、本件事業の主要部分であるトン ネル関連工事で用いる3機のTBMのうち、最初に設置されたトンネルの出口(ランガット)側のTBM始動にあわせて発進式が行われました。

  式典の際、エネルギー・環境技術・水大臣よりは、本事業は、首都圏が今後、直面するであろう水不足を解消するために大きな役割を果たすものであり、こうし た重要な事業における日本政府・JICAへの協力への謝意とともに、高い技術と作業の品質によって本事業が達成されることを期待する旨の発言がありまし た。



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