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総理特使の マレーシア訪問
平成20年12月11日
在マレーシア日本国大使館


総 理特使としてマレーシアを訪問中の豊田正和内閣官房参与及び鹿取克章ASEAN担当特命全権大使は、本日、デバマニ経済開発担当首相府副大臣及びノル・モ ハメド第二財務大臣とそれぞれ会談し、今般の国際金融・経済の危機の影響を踏まえ、アジア諸国が経済成長を図るため、我が国の支援を含むアジアの経済成長 及び開発に関する政策に関し意見交換した。

その中で、両総理特使から、今般の国際金融・経済の危機の影響を踏まえ、その影響に対して各国 が協力して対応していくとともに、アジアの成長力強化と内需拡大が重要であるとの我が国の立場を説明し、東アジア首脳会議やASEAN+3首脳会議におい て首脳間で具体的な方向性を共有し、一致して取り組んでいくとの決意を打ち出したいと伝え、マレーシア政府の賛同と協力を依頼した。

これ に対し、デバマニ副大臣からは、ご説明いただいた内容は要を得たものであると考える、両特使からの説明内容を首相及び閣議関係者に伝達したい、日本と問題 意識を共有しており、特に成長力強化と内需拡大についてはマレーシア政府としても既に取り組んでいる旨の発言があり、また、広域開発についてはマレーシア としても近隣国又は国内でサブ・リージョナルな取組を進めており関心があるとの発言があった。

また、ノル・モハメド大臣からは、日本の考え方、特に成長力強化と内需拡大について支持できる、インフラ整備等において民間資金を動員することの重要性に ついても問題意識を共有するとの回答があった。
(了)

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