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NEXCO中日本とPLUS 社の協力覚書署名について
−過去のJICA技術協力を礎に、新たな二国間協力関係へ向けて−

2009年2月12日、クアラルンプール市内のPLUS社(PLUS Expressways Berhad)本社ビルにおいて、PLUS社と中 日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)との協力覚書(MOU)署名式典が開催され、日本大使館からは堀江駐マレーシア大使が出席 し、スピーチを行いました。

NEXCO中日本は、前身である日本道路公団(JH)時代から、日本政府による対マレーシア技術協力の一部として、 1973-2002年の29年間で、のべ17名をJICA長 期専門家として派遣する等、継続的に日本の優れた高速道路技術を提供し、マレーシアの高速道路建設・維持管理等に多大な貢献をしてきました。NEXCO中 日本は、2005年10月にJHから分社・民営化され、現在では日本の中部地域で延長約1757kmの高速道路を管理しています。

PLUS 社は、高速道路事業の民営化に伴い1989年に設立された旧PLUS社をルーツとし、民営化当時にマレーシア道路公団(MHA)から大量の職員が移籍した ことから、MHAに対して技術協力を行っていたJHとの間で様々な交流を続けてきました。国内では南北高速道路等延長約973kmの高速道路を管理すると ともに、海外では、インドやインドネシアにおける高速道路事業に進出しています。

今回のMOU署名後には、社員を相互に半年程度派遣する人事交流等を予定しており、このような活動を通して、NEXCO中 日本の有する優れた高速道路の運営・維持管理技術PLUS社の有する海外高速道路事業における知見等を相互に学び合うことを目指しています。

堀江大使もスピーチの中で、「今日の両社の関係は、過去の日本政府によるODA技術協力から始まった、今回のMOU署名 が、今後の新たな互恵的な協力の礎となり、日馬二国間協力の良いモデルとなっていくことを望んでいる」旨述べています。


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(署名式典の様子)

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(堀江大使によるスピーチ)

© Embassy of Japan in Malaysia
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