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マレーシアに対する円借款 「マレーシア日本国際工科院(MJIIT)整備計画」に関する書簡の交換について |
平成23年12月28日
在マレーシア日本国大使館 12月27日(火)、プトラジャヤにおいて、中村滋駐マレーシア大使とラジ外務次官(Y. Bhg. Tan Sri Mohd. Radzi Abdul Rahman、Secretary General of the Ministry of Foreign Affairs)との間で、66億9,700万円を限度とする円借款「マレーシア日本国際工科院(MJIIT)整備計画」に関する交換公文の署名式が行わ れました。 MJIIT構想は、2001年にマレーシア側から提案されて以来、過去10年にわたり両国首脳間で協議されてきました。また、同構想は1981年に就任し たマハティール首相(当時)により提唱され、良好な二国間関係の基礎となってきた「東方政策」の集大成と位置付けられるものです。 この整備計画は、マレーシア工科大学(UTM)の国際キャンパス(クアラルンプール市内)内に学部及び大学院を有するMJIITに対し、実験用資機材の購入及びコンサルティングサービスを提供するものです。 この計画の実施により、マレーシア国内で高度かつ最新の日本型工学教育を実現し、高い技術、研究能力、労働倫理を備えた人材を養成することにより、同国の 開発に寄与するとともに、我が国進出企業の現地における優秀な人材確保にも寄与し、今後の日本企業の進出に資することが期待されます。また、同時にこの計 画を通じ、我が国の23大学を中心に構成する日本側コンソーシアムから、MJIITに対して日本人教員が派遣され、我が国の高等教育の国際化への貢献も期 待されます。 ![]() ![]() (供与条件) (1)金 利:年2.0% (2)償還期間:30年(9年の据置期間を含む。) (3)調達条件:一般アンタイド *なお、本件に適用する金利、償還(据置)期間は、例外的な位置付けとして本件限りとするものです。 外務省プレスリリース(http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/12/1227_04.html) |
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