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H/P:EOJ consular0810
在留邦人の皆様へ

虚偽メールによる振り込め詐欺に対する注意について

2008年7月3日
在マレーシア日本国大使館
領事部

日 本在住の邦人の方より当館に対し、以下の偽装メールによる振り込め詐欺と思われる事件について連絡がありました。今回は、当地の在留邦人を対象とした事件 ではありませんが、日本にいる家族や親戚、知人がこのような事件に巻き込まれることのないよう参考までにお知らせ致します。

  1. マ レーシアに滞在していないにもかかわらず、この邦人の方のhotmailのアドレスを送信者とした「マレーシアを旅行中にタクシーに現金・パスポートなど 入れたバックを忘れてしまい、現在所持金がなくて困っているので、至急宿泊先のホテルのマネージャーの口座宛に送金して欲しい」という内容の虚偽のメール (英文)が、知人に届きました。

    このメールを受け取った方の中には銀行へ振り込みに行き、不審に思った銀行員の薦めで思いとどまった方もいましたが、実際の被害はありませんでした。
  2. 本 件との因果関係は不明ですが、通報いただいた邦人の方はこの事件が発生する原因として思い当たる点として、知人から不審メールについて最初の連絡があった 5時間くらい前に、Hotmailを名乗るメールから「システム整備のため現在使用しているメールアドレスが使用できなくなるので名前、パスワード等を通 報するように」との依頼があり、それを受けて名前及びパスワード等を回答したことを挙げおられます。この邦人の方がその後hotmailにアクセスしよう と自身のID及びパスワードを入力したところ、それが拒否されたことから、自分のメールアドレスが乗っ取られたのではないかと話していました。
  3. なお、Hotmailのサポートセンターに確認したところ、このようなメールを同サポートセンターから送信した事実は ないとのことです。

 

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