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酸性の液体をかける通り魔事件の発生 |
平成23年5月23日
在マレーシア日本国大使館
報道等によりますと本年(2011年)に入り、クアラ・ルンプールでバイクに乗車した犯人から無差別に酸性の液体をかけられる通り魔事件が多数発生しております。 それらの被害の特徴は、次のとおりです。
- 犯人はバイクを利用(二人乗り又は一人乗車)して、戸外を歩いている被害者に対して酸性の液体をかける。
- 犯人から液体をかけられるとやけどをして、重傷を負ったケースもある。
- 被害者は、女性や子供が多い(母親と一緒にいた1歳の子供も被害に遭っている)。
- 犯罪の発生時間は、昼夜を問わない。
同種の被害を防止し身の安全を確保するためには、以下のような点に留意することが有効であると思われます。
- 特に女性や子供だけの徒歩による外出は避ける。
- 徒歩で外出する際は、周囲に不審なバイクがいないか(たまに振り返るなどして)常に注意しながら通行する。また、バイクが近づいてくる気配がある場合は、そちらの方向を注視し、様子をうかがう。
- 不審なバイクが近づいてきた場合に待避できる商店やオフィス等に面している道路・歩道を通行するよう心がける。
- 液体をかけられても被害を最小限度に止めるため、外出する際は、長袖シャツ、ロングパンツを着用する。
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