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タクシーに乗車した際、タクシー運転手から鞄を強奪された被害の発生
2012年1月16日
在マレーシア日本国大使館

 最近、深夜にソラリス・モントキアラからタクシーに乗車した邦人男性が、同タクシーの運転手から脅かされて、鞄を強奪される事件が発生しました。

 被 害者はタクシーの助手席に、知人二人は後部座席に乗車し、知人二人が順次KL市内で降車後、タクシー内の客は被害者一人だけになったところで、KLCCの 伊勢丹付近路上において、タクシー運転手からカッターナイフの刃のようなものを突きつけられて携帯電話や鞄を強奪されたものです(幸いにも被害者の方は、 かすり傷程度の負傷で済みました)。

◆犯人の特徴は、次のとおりです。
  • タクシーの塗色は白と赤のツートンカラーで、タクシー乗務員証がタクシー内に掲出してあった(但し、犯人の正規の乗 務員証か否かは不明。ナンバーも不明)。
  • ソラリス・モントキアラを偶然に通りかかったタクシーであった(いわゆる「流しのタクシー」)。

◆同様の被害を防止し身の安全を確保するためには、以下の点に留意することが有効であると思われます。
  • タクシー会社に連絡して、手配されたタクシーを利用する。
  • 知っているタクシー運転手に直接電話して利用する。
  • 有名ホテルのタクシー乗り場から乗車する。
    (一般に繁華街の路上にタクシーを停めて客に声をかけている運転手は、メーターを使用しない悪質な掛け合いタクシー であることが多い。)
  • 深夜、早朝の時間帯にタクシーを利用することは、避ける。
  • 昼間帯であっても、特に女性が一人でタクシーを利用することは控える。
  • タクシーのメーターを作動させないいわゆる「掛け合いタクシー」の場合や運転手の様子が少しでもおかしいと感じた場 合は、降車して他のタクシーを探す。
  • タクシーに乗車する際は、後部座席に乗車するようにする。
  • 相乗り(特に助手席に人が乗っている場合)タクシーの利用は、避ける。
  • 乗車する際にタクシーのナンバーやタクシー乗務員証に記載されている内容をメモする。

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