5月27日早朝、プタリンジャヤの路上（日本人学校近く）において邦人女性が被害者となる強盗傷害事件が発生しました。
　午前6時30頃、被害者の女性が夜間勤務を終え、歩いて5分程度の自宅へ徒歩にて帰宅中、黒色の車両（改造車？）に乗車した褐色肌の男2名に刃物で斬り つけられ、所持品を奪われたものです。
被害者の方は、刃物で両腕を斬りつけられ負傷し、大怪我を負っています。

○同様の被害を防止し身の安全を確保するためには、以下の点に留意することが有効であると思われます。

• 短距離、短時間であっても、暗がりにおける徒歩での移動はできるだけ避ける。
• 早朝であれば、夜が明けるまで移動を控える。
• 平素から一人歩きはできるだけ避け、遠回りになるとしても人通りの多い広い通りを選ぶ。
• 平素から不審な人物がこちらの様子をうかがっていないか、後をつけてこないかなど周囲の状況に注意を払いながら歩 く。
• 少しでもおかしいと感じたら、直ちにその場から離れ、商店等に待避するなど、周囲に助けを求める。
• 鞄等の所持品はできるだけ持たない。携帯電話も被害品になることを念頭に置いて、屋外等では目立たないように所持す る。

　このような配意を行ったにもかかわらず、同様の事態に巻き込まれてしまった場合には、身の安全を最優先とし、

• 抵抗せずに相手の言うことに従い金品等は引き渡す。
• 犯人が逃走した場合であっても犯人を追いかけない。

等を徹底してください。

 なお、犯罪の被害に遭ってしまった場合は、今後の被害防止のためにも警察への届出と共に大使館にもご連絡をお願い致します。