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昏睡強盗事件の発生 |
2012年6月4日
在マレーシア日本国大使館 6月2日夜、クアラルンプール市内において邦人旅行者の男性2名が被害となる昏睡強盗事件が発生しました。 被害者の方々は、2日午後4時頃、KLCC付近を観光中に韓国人と名乗る20代半ばの男から(英語で)声を掛けられ、写真を撮ってあげるなどして話をす る内に意気投合し、観光を共にしていたところ、休憩と称して商業ビルの裏手の人気のない場所に誘われ、犯人が買ってきたコーヒーを飲んだ後、意識を失い、 翌朝、道路の植え込みの影で目覚めた際は、所持していたバックが無くなっていたとのことです。 犯人の特徴・手口は、 ・東洋人(自称韓国人で26歳) ・身長は175cm〜180cm位 ・英語を話す ・コーヒーに薬品をまぜて被害者に飲ます(コーヒーが苦かったそうです。) ということです。 また、詳細不明ですが、同様の手口で邦人旅行者が、韓国人らしき人物からコーヒー等を飲まされたあと意識を失ったとの事案が複数回発 生しているようであり、邦人を狙った連続的犯行の可能性もあることから、今後とも警戒が必要です。 同様の被害を防止し身の安全を確保するためには、以下の点に留意することが有効であると思われます。 ・見知らぬ人物に声を掛けられても安易について行かない。 ・見知らぬ人物から提供された飲食物は口にしない。 ・少しでもおかしいと感じたら、直ちにその場から離れ、商店等に待避するなど、周囲に助けを求める。 ・鞄等の所持品はできるだけ持たず、パスポート、クレジットカード等の貴重品は、旅行用の貴重品入れ等に入れて目立たないように携帯する。 なお、犯罪の被害に遭ってしまった場合は、今後の被害防止のためにも警察への届出と共に大使館にもご連絡をお願い致します。 |