| English
トップページ > 領事情報 > マレーシア・デー(9/16)とジカウイルス感染者の拡大に伴う注意喚起
〜テロ等事件・事故と各種感染症に伴うリスクを理解し予防策を取りましょう〜

マレーシア・デー(9/16)とジカウイルス感染者の拡大に伴う注意喚起
〜テロ等事件・事故と各種感染症に伴うリスクを理解し予防策を取りましょう〜

平成28年9月15日
在マレーシア日本国大使館

1     9月13日,マレーシア国家警察長官は、マレーシアの連邦結成を祝う祝日「マレーシア・デー」(9月16日)に向け、全ての警察官に対し警戒警備を強化するよう指示したと述べました。
        国家警察は、独立記念日(8月31日)を控えた8月下旬、バトゥー渓谷にある寺院やクアラルンプール市内カジャン地区の警察署の襲撃を計画していたISIL関係者を逮捕しています。

2    現時点、本年の「マレーシア・デー」を捉えた具体的な脅威情報は伝えられていませんが、マレーシア国家警察は、かねてから「マレーシア・デー」を捉えたテ ロ攻撃の可能性について言及し、警戒警備の強化と大規模な摘発を強力に進めるとともに、国民に不審動向を聞知・目撃した場合にはすぐに警察へ通報するよう 呼び掛けています。

3     つきましては、在留邦人や短期滞在中の皆様におかれましては、「マレーシア・デー」とその前後の期間は、すり・ひったくりなどの一般犯罪に警 戒するとともに、欧米人が多数訪れる観光地や大規模商業施設などでは、テロを含めた不測の事態に遭遇する可能性も否定できないことを認識し、各種トラブル に巻き込まれないよう注意してください。
 
4      また、9月以降マレーシアやシンガポールなどで、ジカウイルス感染者が相次いで発見されていることを受け、9月8日、「感染症危険情報」が発出されました (9月14日現在、マレーシア政府が把握した国内の感染者数は6人となっています)。
        これに伴い、マレーシア全土に「感染症危険情報」の「レベル1:十分注意してください」が発出されるとともに、海外安全情報(危険情報)も「レベル1:十 分注意して下さい」へ変更されました(感染者危険情報の説明はこちら )。     
        なお、今回の危険レベルの変更は、ジカウイルス感染者の拡大によるものであり、治安情勢の悪化等によるものではありま
せん。
 
※ 「感染症危険情報」および「海外安全情報(危険情報)」は、いずれも「外務省海外安全ホームページ」からマレーシアを検索することで閲覧可能です。




                                                                                                                         以 上

No.11 Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak,
50450 Kuala Lumpur, Malaysia
Tel: 03-2177-2600