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メキシコ及び米国におけるH1N1亜型豚由来インフルエンザの発生について

在マレーシア日本大使館

平成21年4月27日

 現在、メキシコ及び米国においてH1N1亜型の豚インフルエンザの人への感染が発生していますが、世界保健機関(WHO)及びマレーシア政府の対応について、以下のとおりお知らせします。

1.WHOの対応について
 WHOは、現在の状況について、「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」であると位置づけ、全ての国がインフルエンザ様の疾患や重症肺炎の異常な発生に対する監視を強化するよう勧告しています。
また、新型インフルエンザの警告レベルが現在の「フェーズ3」で妥当か否かについては、判断に当たって情報が不十分であるとして、現時点においてフェーズの変更は行われていません。

2.マレーシア政府の対応について
 マレーシア保健省の対応については、以下(1)〜(3)のとおりです。
これまでのところ、マレーシア国においてはH1N1亜型豚インフルエンザの人への感染事例に関する報道等はありませんが、在留邦人の皆様におかれては、下記関連リンク、大使館ホームぺージ(鳥・新型インフルエンザに関するページ:http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/birdflu/top.htm)や関連報道を通じた情報収集をお願いいたします。
なお、マレーシア保健省では、本案件に関するホットライン(03-88810200/03-88810300)を設置しています。
万一、邦人の皆様にて、本件インフルエンザ発症の疑いがある場合には、右ホットラインへの連絡とともに、在マレーシア日本大使館までご連絡願います。

(1)状況の監視
豚インフルエンザの発生状況を監視するため、オペレーションルームを立ち上げ。
(2)医師による疑い例の報告
 民間医療機関の医師を含む国内の全ての医師に対して、4月17日以降にメキシコ、米国カリフォルニア州・テキサス州を訪問したインフルエンザ類似の疾患又は重症肺炎の患者を診療した場合には、地区保健当局に通報するよう要請。
(3)入国に当たってのスクリーニング
 4月17日以降にメキシコ、米国カリフォルニア州・テキサス州を訪問し、マレーシアに入国するマレーシア国民及び訪問者について、全ての入国地点において豚インフルエンザの症状の有無につきスクリーニングを実施。

(関連リンク)
○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars.asp 
○新型インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省ホームページ)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html 
○Swine Influenza(世界保健機関ホームページ)(英語)
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/

(c) Embassy of Japan in Malaysia
No.11 Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak,
50450 Kuala Lumpur, Malaysia