メキシコ及び米国におけるH1N1亜型豚由来インフルエンザの発生について(第3報) |
在マレーシア日本大使館 平成21年4月29日
メキシコ、米国等におけるH1N1亜型豚由来インフルエンザの発生について(世界における発生状況及び感染防止策)
1.世界における発生状況 (1)世界保健機関(WHO)によれば、以下の7ヶ国において、H1N1亜型豚インフルエンザの感染が確認されています(4月29日現在)。詳細についてはWHOホームページ(英語:http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/)にてご確認ください。 メキシコ 26人(うち死亡7人) 米国 64人(うち死亡0人) カナダ 6人(うち死亡0人) ニュージーランド 3人(うち死亡0人) 英国 2人(うち死亡0人) イスラエル 2人(うち死亡0人) スペイン 2人(うち死亡0人) (2)
また、上記各国のほか、東アジア、豪州、欧州、南米の各国において感染が疑われる者の報告がなされています。詳細及び最新の状況については、外務省海外安
全ホームページ:「新型インフルエンザの発生(豚インフルエンザ(H1N1亜型)の感染状況について」(感染症広域情報:http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009C135)にてご確認ください。 (3)なお、外務省においては、現在、メキシコへの渡航に関し、「不要不急の渡航は延期してください」との感染症危険情報(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009T071)を発出しています。
2.感染防止策 今後の感染拡大の可能性に備え、今から所要の対策として、うがい、手洗いの励行等の予防対策や、食料、日用品等の備蓄品の確認をお願いいたします。今後の拡大状況を踏まえつつ、以下のような対策が有用となりますので、ご参照ください。
【感染防止策】 (1)十分な水・食料の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。 (2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。 (3)積極的に手洗いやうがいを行う。 (4)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。 (5)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、当地の医療機関を受診する。
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