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新 型インフルエンザA(H1N1)関連情報(5月15日5 時時点)

在マレーシア日本大使館
平成21年5月15日


1.    世界における発生状況
2.    マレーシア国内における状況
3.    在留邦人の皆様へ(感染防止策)
4.    関連情報リンク

1.世界における発生状況
(1)WHO(世界保健機関)は、新型インフルエンザA(H1N1)のパンデミック警戒レベルをフェーズ5に引き上げています。
(2)感染が確認された旨WHOが発表したのは、33カ国・地域6,497人です。このほか、インドネシア、インド、欧州、南米の各国において感染が疑わ れる者の報告がなされています。
     ☆詳細及び最新の状況については、以下のウェブサイトにてご確認ください。
         外務省海外安全ホームページ(感染症広域情報)
         WHOホームページ(英 語)

2.マレーシア国内における状況
(1)これまでのところ、マレーシア国内においては新型インフル エンザの人への感染事例に関する発表等はありません。(幾つか検査を受けた事例はありましたが、いずれも新型インフルエンザではないことが 確認されています。)
(2)マレーシア保健省の対応については、以下のとおりです。
   (イ)保健省及び州保健当局にオペレーションルームを立ち上げ。
   (ロ)民間医療機関を含む国内の全ての医療機関に対してインフルエンザ様疾患の監視を強化するため警戒を促す文書を発出。
   (ハ)すべてのマレーシア国民に対して、不要不急の海外渡航(特に、新型インフルエンザの発生国・地域への渡航)を延期するよう要請。健康状態に問題のあ る者の渡航についても延期を強く要請。
   (ニ)4月27日以降、クアラルンプール国際空港及び他の全ての入国地点において、旅客の健康状態についてのスクリーニングを実施。また、新型インフルエ ンザの発生国・地域からの旅客及び乗組員に対して、"Health Declaration Forms"(当館注:氏名、年齢、性別等の本人情報及び過去14日間における新型インフルエンザ発生国・地域への渡航の有無、38℃以上の症状の有無等 についての申告書)を配布して記入を求めるとともに、"Health Alert Card"(症状がある場合には本カードを持参の上即刻最寄りの政府系病院で受診するよう促すとともに、本カードを持参した者を診療する医師に対して最寄 りの保健当局又は保健省の疾病対策課に通報することを促すもの)を配布。
   ※クアラルンプール国際空港においては、現在、C21〜C27のゲートがあるウイングを新型インフルエンザの発生国・地域からの到着便専用ウイング に割り当て、サーモグラフィーを用いたスクリーニングが行われています。このスクリーニングの結果、新型インフルエンザ感染の有無につき検査を要すると認 められる方については、空港から直接スンガイ・ブロー病院に搬送されています。
   (ホ)保健省の電話ホットライン、インターネット及びテレビ、ラジオ等を通じた情報提供。
   (ヘ)スンガイ・ブロー病院及びクラン病院を始めとする国内の全指定病院に対して、隔離病棟、感染管理、備蓄分の抗インフルエンザウイルス薬の調達に関す る準備に重点を置きつつ、豚インフルエンザ疑い患者の受入準備を整えるよう指示。
  (ト)国立医療研究所に対して、新型インフルエンザ疑い患者の検体の受入準備を整えるよう指示。
   (チ)国内9ヶ所の抗インフルエンザウイルス薬の指定備蓄センターに対して、必要に応じて迅速かつ円滑な分配を行うための準備を整えるよう指示。
   (リ)パンフレットやQ&Aを始めとする国民の啓発用教材の準備。
   (ヌ)政府による対応状況について、適時報道発表を実施。
   (ル)関係省庁・機関が予防及びまん延防止のための措置の実施と連携を強化。

3.在留邦人の皆様へ
(1)マレーシアに滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診し てください。万が一、ご自身またはご家族に新型インフルエンザ発症の疑いがある場合には、?@最寄りの医療機関で受診するとともに、?A在マレーシア日本国大 使館までご連絡願います。
    ・クアラルンプールの周辺地域の医療施設はこちら(http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/iryou.htm
    ・マレーシア保健省 ホットライン:03-88810200/03-88810300
    ・在マレーシア日本国大使館 連絡先:03-21772600 
(2)5月12日タイで新型インフルエンザの感染が確認されまし た。マレーシアでは上記のとおり感染事例に関する発表はありませんが、タイでの感染確認事例を受け、当館では対策本部にて、今後、情報収 集・発信の一層の強化に努めて参ります。
(3)今後の感染拡大の可能性に備え、今から所要の対策として、うがい、手洗いの励行等の予防対策や、食料、日用品等の備蓄品の確認をお願いいたします。 今後の拡大状況を踏まえつつ、以下のような対策が有用となりますので、ご参照ください。

【感染防止策】
(イ)十分な水・食料の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
(ロ)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。
(ハ)積極的に手洗いやうがいを行う。
(ニ)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。
(ホ)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、当地の医療機関を受診する。

4.関連情報リンク
○ 外務省海外安全ホームページ
○ 世界保健機関(WHO) ホームページ (英語)
○ マレーシア 保健省ホーム ページ(英語)
○ 厚生労働省ホームページ
    ・ 新 型インフルエンザに関するQ&A
    ・ 新 型インフルエンザ対策
○ 新型 インフルエンザに関するQ&A(国立感染症研究所)


(c) Embassy of Japan in Malaysia
No.11 Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak,
50450 Kuala Lumpur, Malaysia