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トップペー ジ > 領事情報 > 鳥・ 新型インフルエンザ > 新型インフルエンザA(H1N1)関連情報 | |
1.マレーシア国内における状況 2.在留邦人の皆様へ 3.関連情報リンク 1.マレーシア国内における状況 マレーシア国内では、18日午前8時までの間に、2件の感染例が確認されています。16日及び17日のマレーシア保健局長のプレスリリースによれば、以下の通りです。 (1) 15日に確認された1件目の感染者(男性・21歳・学生、5月13日07時15分クアラルンプール着のMH091便(米国ニューアーク空港発スウェーデ ン・アーランダ空港経由)を利用)は、スンガイ・ブロー病院に収容中で、容体は安定、咳や身体の痛みはなく、多少の熱があり、治療を継続しています。同人 の家族は自宅隔離の状況にあるが、現在のところ健康。 (2) 16日に確定された2件目の感染者は、1件目感染者の友人で、13日に同じ便で帰国、KLに到着した模様。その後、13日午前11時セパンLCCT空港発 ペナン島行きAK5358便を利用した。17日、同人は熱や他の症状もないが、治療の継続のためペナン島病院に収容中。同人の4人の家族は自宅隔離の状況 だが、現在のところ健康。 (3) マレーシア当局は、上記感染者2名が乗った航空機内での接触についての調査に努めており、15名の乗員は自宅隔離の状況にあるが、現在のところ健康。ま た、MH091後の192名の乗客のうち73名はすでに他国へ出発しており、各国による対応のために、これら乗客についてWHOに通報済み。その他、 119名の乗客(81名のマレーシア人、38名の外国人)は国内におり、そのうち3名は病院に収容(感染確定の2件を含む)。95名(マレーシア人80 名、外国人15名)は自宅隔離の状況にあり、現在のところ健康。24名(マレーシア人1名、外国人23名)については追跡調査中。 (4) また、AK5358便については、乗客102名、乗員5名が搭乗しており(注:報道では、全てマレーシア人と考えられている由。)、マレーシア当局は同乗客・乗員に関する情報を入手しており、州保健局に対して、自宅隔離のための訪問監察を行うよう連絡。 2.在留邦人の皆様へ (1)当館が得ている情報では、MH091便には日本人乗客はいなかったとのことであり、また、AK5358便には、報道では全てマレーシア人乗客であったとしていますが、万が一、上記便に搭乗されていた場合には、速やかに保健省ホットライン(03-88810200/03-88810300)まで連絡するとともに、在マレーシア日本国大使館(03-21772600)にもご連絡願います。 (2)外務省では、新型インフルエンザA(H1N1)感染例が確認された国を対象に、感染症危険情報(十分注意)を発出しています。マレーシアに対しても、5月16日付けで発出されています。マレーシアに滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止策(後述)を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。 ☆詳細及び最新の状況については、以下のウェブサイトにてご確認ください。 外務省海外安全ホームページ (3)在マレーシア大使館では新型インフルエンザ対策本部において、情報収集、発信の強化に努めています。 (4) 現在、在マレーシア大使館におけるパスポート紛失対応、ビザ発給、証明書発行等の領事業務は通常どおり継続しています。しかし、今後、感染が拡大する場合 には、緊急案件を優先し、また来訪者の安全を確保する観点から、急を要さない業務については縮小し、また、予約制にしたりする等の対策を実施する可能性が あります。かかる体制変更を行う場合については、大使館ウェブサイト、メールマガジン等で連絡します。 (5)マレーシアに滞在される方は、今後 WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。万が一、ご自身またはご家族 に新型インフルエンザ発症の疑いがある場合には、?@最寄りの医療機関で受診するとともに、?A在マレーシア日本国大使館までご連絡願います。 ・クアラルンプールの周辺地域の医療施設はこちら(http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/iryou.htm) ・マレーシア保健省 ホットライン:03-88810200/03-88810300 ・在マレーシア日本国大使館 連絡先:03-21772600 (6)今後の感染拡大の可能性に備え、今から所要の対策として、うがい、手洗いの励行等の予防対策や、食料、日用品等の備蓄品の確認をお願いいたします。今後の拡大状況を踏まえつつ、以下のような対策が有用となりますので、ご参照ください。 【感染防止策】 (イ)十分な水・食料の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。 (ロ)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。 (ハ)積極的に手洗いやうがいを行う。 (ニ)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。 (ホ)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、当地の医療機関を受診する。 3.関連情報リンク ○ 外務省海外安全ホームページ ○ 世界保健機関(WHO)ホームページ(英語) ○ マレーシア保健省ホームページ(英語) ○ 厚生労働省ホームページ ・ 新型インフルエンザに関するQ&A ・ 新型インフルエンザ対策 ○ 新型インフルエンザに関するQ&A(国立感染症研究所) (c) Embassy of Japan in Malaysia No.11 Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia |