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1.マレーシア国内における状況 2.在留邦人の皆様へ、【感染防止策】 3.関連情報リンク 1.マレーシア国内における状況 マレーシア保健局長発プレスリリース及び報道によれば、4日、マレーシア国内で3件のインフルエンザA(H1N1)感染例が確認されました。これにより、国内では、これまでに5件の感染例が確認されています。これまでのマレーシア政府の対応をまとめると、以下のとおりです。 (1) マレーシア保健省によれば、1日07時15分クアラルンプール着のMH091便(乗客・乗員計276名)にて休暇のため帰国したマレーシア人男性(23 歳・学生)が、3日になり、発熱・咳の症状を示したため、トゥアンク・ジャーファー病院(スレンバン)に収容され、4日午前4時、A(H1N1)型陽性で あることが判明したとのことです(国内3件目)。 同人は、既に抗インフルエンザウイルス薬を投与され、現在、容体は安定しているとのことです。また、保健省は、上記学生に入国後に接触した14名(10名は本人の家族と訪問者、4名は病院における接触者)全員に対して隔離・監視措置を講じています。 (2) 報道によれば、3日、シンガポール発13時55分クアラルンプール着のAK702便にてマレーシアに入国したドイツ人旅行客2名(30歳・32歳)が、同 日、両者ともに発熱の症状を示したため、4日午前1時40分に市内のグレンイーグルス病院を受診。その後クアラルンプール病院(指定病院)に移送され、検 査の結果、新型インフルエンザ陽性であることが判明したとのことです(国内4件目・5件目)。 2人の容体は安定しており、抗インフルエンザウイルス薬による治療が開始されているとのことです。 (3) マレーシア保健省は、MH091便及びAK702便の乗客・乗員を含め、上記3人の感染者に接触した者に対し、保健省ホットライン(03-88810200/03-88810300)に連絡の上、隔離・監視の措置の必要性についてアドバイスを受けるよう呼びかけています。 (4) このほか、香港で発見された感染者に接触した2名が、5日まで当局の監視下に置かれています。 2.在留邦人の皆様へ (1)万が一、上記MH091便及びAK702便に搭乗されていた場合には、速やかに保健省ホットライン(03-88810200/03-88810300)まで連絡するとともに、在マレーシア日本国大使館(03-21772600)にもご連絡願います。 (2) 外務省では、新型インフルエンザA(H1N1)の感染例が確認された国を対象に、「感染症危険情報」を提供しています。マレーシアに対しても、「十分注意 してください」が発出されています。マレーシアに滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、後述の【感染防止策】を徹底するとともに、感染が疑わ れた場合には速やかに医療機関で受診してください。 ☆関連情報の詳細及び最新の状況については、以下のウェブサイトにてご確認ください。 外務省海外安全ホームページ (3)在マレーシア日本国大使館では新型インフルエンザ対策本部において、関連情報の収集と情報提供の強化に努めています。 (4) 現在のところ、大使館におけるパスポート紛失対応、ビザ発給、証明書発行等の領事業務は通常どおり継続しています。しかし、今後、感染が拡大する場合に は、緊急案件を優先し、また来訪者の安全を確保する観点から、急を要さない業務については縮小し、また、予約制にしたりする等の対策を実施する可能性があ ります。かかる体制変更を行う場合には、大使館ウェブサイト、メールマガジン等で連絡します。 (5) マレーシアに滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してくだ さい。万が一、ご自身またはご家族に新型インフルエンザ発症の疑いがある場合には、?@最寄りの医療機関で受診するとともに、?A在マレーシア日本国大使館ま でご連絡願います。 ・クアラルンプールの周辺地域の医療施設はこちら(http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/iryou.htm) ・マレーシア保健省 ホットライン:03-88810200/03-88810300 ・在マレーシア日本国大使館 連絡先:03-21772600 (6)今後の感染拡大の可能性に備え、今から所要の対策として、うがい、手洗いの励行等の予防対策や、食料、日用品等の備蓄品の確認をお願いいたします。今後の拡大状況を踏まえつつ、以下のような対策が有用となりますので、ご参照ください。 【感染防止策】 (イ)十分な水・食料の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。 (ロ)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。 (ハ)積極的に手洗いやうがいを行う。 (ニ)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。 (ホ)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、当地の医療機関を受診する。 3.関連情報リンク ○ 外務省海外安全ホームページ ○ 世界保健機関(WHO)ホームページ(英語) ○ マレーシア保健省ホームページ(英語) ○ 厚生労働省ホームページ ・ 新型インフルエンザに関するQ&A ・ 新型インフルエンザ対策 ○ 文部科学省ホームページ ・ インフルエンザに関する対応について ○ 新型インフルエンザに関するQ&A(国立感染症研究所) ・ 日本語 ・ 英語 (c) Embassy of Japan in Malaysia No.11 Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia |