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新 型インフルエンザA(H1N1)関連情報(マレーシアにおける感 染確認情報・外務省感染症危険情報)(6月16日)



1.マレーシア国内における状況
2.在留邦人の皆様へ、【感染防止策】
3.関連情報リンク

1.マレーシア国内における状況
  マレーシア保健局長発プレスリリース及び報道によれば、15日までに、マレーシアで新たに6件のインフルエンザA(H1N1)感染例が確認されました。これにより、治療を終え退院した者を含め、これまでに17件の感染例が確認されています。マレーシア政府が現在行っている対応をまとめると、以下のとおりです。
 (1) 10日、友人3人と共に午後9時21分クアラルンプール着のMH148便(座席36F)にてメルボルンより帰国したマレーシア人男性(19歳・学生)が、 11日に高熱の症状を示して12日にマラヤ大学医療センターを受診後、クアラルンプール病院に入院(12件目)。
     同人は、既に抗インフルエンザウイルス薬を投与され、現在、容体は安定しているとのことです。
(2) 13日、家族と共に午後7時05分クアラルンプール着のMH705便(座席15E)にてマニラより帰国したマレーシア人男性(12歳・学生)が、到着時に 高熱・咳の症状を示してスンガイ・ブロー病院に入院し、14日午後3時30分に新型インフルエンザ陽性であることが判明したとのことです(13件目)。
     同人は、既に抗インフルエンザウイルス薬を投与されているとのことです。また、接触のあった両親及び姉は隔離・監視措置に付され、現在容体は安定しているとのことです。
(3) ドバイ発8日午前9時35分クアラルンプール着のEK342便にて入国し、9日午後2時30分スバン空港発のベルジャヤ航空J8190便(座席5A)にて ティオマン島に向かったイギリス人男性旅行客が、同島ムクットのホテルに滞在中、10日に高熱の症状を示して13日にテケットの診療所を受診。同日、テン ク・アンプアン・アフザン病院(クアンタン)に収容され、14日午後3時57分に新型インフルエンザ陽性であることが判明したとのことです(14件目)。
     同人は、既に抗インフルエンザウイルス薬を投与され、現在、容体は安定しているとのことです。また、同人の友人女性は隔離・監視措置に付され、現在容体は安定しているとのことです。
(4) 13日、母親と共に午後7時30分クアラルンプール着のジェットスター航空3K687便(座席4A)にてシンガポールより帰国したマレーシア永住権を有す る男性(16歳・メルボルンの学生)が、14日にアンパン病院を受診。同日スンガイ・ブロー病院に入院し、15日午前1時43分に新型インフルエンザ陽性 であることが判明しました(15件目)。同人は、12日にQS319便(座席30D)にてシンガポールに移動し、9日より高熱・咳の症状を示していたとの ことです。
     同人は、現在、容体は安定しているとのことです。また、接触のあった母親は隔離・監視措置に付され、現在容体は安定しているとのことです。
(5) 13日、母親と共に香港発午後6時10分コタキナバル着のMH385便にて到着したアメリカ在住の女性(14歳・学生)が、到着時に高熱・咳の症状を示し て同地のクイーンエリザベス病院に収容され、15日午後12時17分に新型インフルエンザ陽性であることが判明したとのことです(16件目)。
     接触のあった母親は隔離・監視措置に付され、現在容体は安定しているとのことです。
(6) 13日、メルボルン発午前7時15分クアラルンプール着のエアアジアX D7 2723便にて帰国したマレーシア人女性(26歳)が、14日にインフルエンザの症状を示してスンガイ・ブロー病院を受診し、同日同病院に入院。15日午 後12時35分に新型インフルエンザ陽性であることが判明したとのことです(17件目)。
(7) マレーシア保健省は、上記各便の乗客・乗員を含め、上記6名の感染者に接触した者に対し、保健省ホットライン(03-88810200/03-88810300)に連絡の上、隔離・監視の措置の必要性についてアドバイスを受けるよう呼びかけています。

2.在留邦人の皆様へ
(1) 万が一、上記のマレーシア到着の国際便又は国内便に搭乗されていた場合には、速やかに保健省ホットライン(03-88810200/03-88810300)まで連絡するとともに、在マレーシア日本国大使館(03-21772600)にもご連絡願います。
 (2) 外務省では、新型インフルエンザA(H1N1)の感染例が確認された国を対象に、「感染症危険情報」を提供しています。マレーシアに対しても、「十分注意 してください」が発出されています。マレーシアに滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、後述の【感染防止策】を徹底するとともに、感染が疑わ れた場合には速やかに医療機関で受診してください。

☆関連情報の詳細及び最新の状況については、以下のウェブサイトにてご確認ください。
   外務省海外安全ホームページ

(3)在マレーシア日本国大使館では新型インフルエンザ対策本部において、関連情報の収集と情報提供の強化に努めています。
(4) 現在のところ、大使館におけるパスポート紛失対応、ビザ発給、証明書発行等の領事業務は通常どおり継続しています。しかし、今後、感染が拡大する場合に は、緊急案件を優先し、また来訪者の安全を確保する観点から、急を要さない業務については縮小し、また、予約制にしたりする等の対策を実施する可能性があ ります。かかる体制変更を行う場合には、大使館ウェブサイト、メールマガジン等で連絡します。
 (5) マレーシアに滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してくだ さい。万が一、ご自身またはご家族に新型インフルエンザ発症の疑いがある場合には、?@最寄りの医療機関で受診するとともに、?A在マレーシア日本国大使館ま でご連絡願います。
   ・クアラルンプールの周辺地域の医療施設はこちら(http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/iryou.htm
   ・マレーシア保健省 ホットライン:03-88810200/03-88810300
   ・在マレーシア日本国大使館 連絡先:03-21772600 
(6)今後の感染拡大の可能性に備え、今から所要の対策として、うがい、手洗いの励行等の予防対策や、食料、日用品等の備蓄品の確認をお願いいたします。今後の拡大状況を踏まえつつ、以下のような対策が有用となりますので、ご参照ください。

【感染防止策】
(イ)十分な水・食料の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
(ロ)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。
(ハ)積極的に手洗いやうがいを行う。
(ニ)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。
(ホ)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、当地の医療機関を受診する。

3.関連情報リンク
外務省海外安全ホームページ
世界保健機関(WHO)ホームページ(英語)
マレーシア保健省ホームページ(英語)
○ 厚生労働省ホームページ
  ・ 新型インフルエンザに関するQ&A
  ・ 新型インフルエンザ対策
○ 文部科学省ホームページ
 ・インフルエンザに関する対応について
○ 新型インフルエンザに関するQ&A(国立感染症研究所)
  日本語
  英語


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