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新 型インフルエンザA(H1N1)関連情報(マレーシアにおける感 染確認情報・外務省感染症危険情報)(6月18日)



1.マレーシア国内における状況
2.在留邦人の皆様へ、【感染防止策】
3.関連情報リンク

1.マレーシア国内における状況
  マレーシア保健局長発プレスリリース及び報道によれば、マレーシアで新たに5件のインフルエンザA(H1N1)感染例が確認されました。これにより、治療を終え退院した者を含め、これまでに23件の感染例が確認されています。
(1) 14日、新型インフルエンザ発生国への渡航歴のないマレーシア人女性(17歳・学生)が、発熱、咳等の症状を示して15日にスンガイ・ブロー病院に入院し、その後新型インフルエンザ陽性であることが判明したとのことです(19件目)。
    同人は、10日にメルボルンより帰国し、その後12件目の感染者となったマレーシア人男子学生との接触歴があり、他に20人に感染を拡大させた可能性 があるとのことです。また、同人は既に抗インフルエンザウイルス薬を投与され、現在、容体は安定しているとのことです。
(2) 14日、午前7時15分クアラルンプール着のエアアジアX D7 2723便(座席37J:17件目の感染者も搭乗)にてメルボルンより帰国したマレーシア人男性(23歳・学生)が、同日午後12時頃発熱の症状を示し、 15日午前9時に民間の診療所を受診。同日スレンバンのトゥアンク・ジャーファー病院に入院し、16日午後6時00分に新型インフルエンザ陽性であること が判明したとのことです(20件目)。
        保健省は、上記便の乗客、同人とともにメルボルンを訪問した学生・講師の一行、親戚及び最初に受診した民間の診療所のスタッフの追跡調査を行っています。 また、同人は既に抗インフルエンザウイルス薬を投与され、現在、容体は安定しているとのことです。
(3) 16日、午前6時00分クアラルンプール着のMH128便(座席20K)にて帰国したメルボルンの大学生(20歳)が、到着時に発熱の症状を示してスンガ イ・ブロー病院に入院し、17日午前6時30分に新型インフルエンザ陽性であることが判明したとのことです(21件目)。
同人は、既に抗インフルエンザウイルス薬を投与され、現在、容体は安定しているとのことです。
(4) 12日、午後8時25分クアラルンプール着のMH705便(座席32H)にてマニラより帰国した男性(54歳)が、14日に発熱、咳、頭痛の症状を示して 15日に民間の診療所を受診。その後16日にクアラルンプール病院に入院し、17日午前6時30分に新型インフルエンザ陽性であることが判明したとのこと です(22件目)。
同人は、既に抗インフルエンザウイルス薬を投与され、現在、容体は安定しているとのことです。また、同人の妻子3人が隔離・監視措置に付されています。
(5) 14日、午前7時15分クアラルンプール着のエアアジアX D7 2723便(座席48H:17件目・20件目の感染者も搭乗)にてメルボルンより帰国したマレーシア人女性(22歳・学生)が、16日に、イポーのラ ジャ・ペルマイスリ・バイヌン病院に入院し、17日午前9時30分に新型インフルエンザ陽性であることが判明したとのことです(23件目)。
同人は、既に抗インフルエンザウイルス薬を投与され、現在、容体は安定しているとのことです。
(6) マレーシア保健省は、上記各便の乗客・乗員(特に、感染者の座席の前後左右3列の座席の乗客)及び上記感染者に接触した者に対し、保健省ホットライン(03-88810200/03-88810300)に連絡の上、隔離・監視の措置の必要性についてアドバイスを受けるよう呼びかけています。

2.在留邦人の皆様へ
(1) 万が一、上記各便に搭乗されていた場合には、速やかに保健省ホットライン(03-88810200/03-88810300)まで連絡するとともに、在マレーシア日本国大使館(03-21772600)にもご連絡願います。
 (2) 外務省では、新型インフルエンザA(H1N1)の感染例が確認された国を対象に、「感染症危険情報」を提供しています。マレーシアに対しても、「十分注意 してください」が発出されています。マレーシアに滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、後述の【感染防止策】を徹底するとともに、感染が疑わ れた場合には速やかに医療機関で受診してください。

☆関連情報の詳細及び最新の状況については、以下のウェブサイトにてご確認ください。
   外務省海外安全ホームページ

(3)在マレーシア日本国大使館では新型インフルエンザ対策本部において、関連情報の収集と情報提供の強化に努めています。
(4) 現在のところ、大使館におけるパスポート紛失対応、ビザ発給、証明書発行等の領事業務は通常どおり継続しています。しかし、今後、感染が拡大する場合に は、緊急案件を優先し、また来訪者の安全を確保する観点から、急を要さない業務については縮小し、また、予約制にしたりする等の対策を実施する可能性があ ります。かかる体制変更を行う場合には、大使館ウェブサイト、メールマガジン等で連絡します。
 (5) マレーシアに滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してくだ さい。万が一、ご自身またはご家族に新型インフルエンザ発症の疑いがある場合には、?@最寄りの医療機関で受診するとともに、?A在マレーシア日本国大使館ま でご連絡願います。
  ・ クアラルンプールの周辺地域の医療施設はこちら(http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/iryou.htm
  ・ マレーシア保健省 ホットライン:03-88810200/03-88810300
  ・ 在マレーシア日本国大使館 連絡先:03-21772600
な お、感染し、感染が疑われる方は最終的にはマレーシア政府が定める指定病院にて診療を受けることになります。マレーシア保健省は、民間の診療所、病院に対 して、新型インフルエンザの発生国から帰国し、インフルエンザの症状を示している方については、更なる検査のため指定病院に移送するよう求めています。
(6)今後の感染拡大の可能性に備え、今から所要の対策として、うがい、手洗いの励行等の予防対策や、食料、日用品等の備蓄品の確認をお願いいたします。今後の拡大状況を踏まえつつ、以下のような対策が有用となりますので、ご参照ください。

【感染防止策】
(イ)十分な水・食料の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
(ロ)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。
(ハ)積極的に手洗いやうがいを行う。
(ニ)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。
(ホ)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、当地の医療機関を受診する。

3.関連情報リンク
外務省海外安全ホームページ
世界保健機関(WHO)ホームページ(英語)
マレーシア保健省ホームページ(英語)
○ 厚生労働省ホームページ
  ・ 新型インフルエンザに関するQ&A
  ・ 新型インフルエンザ対策
○ 文部科学省ホームページ
 ・インフルエンザに関する対応について
○ 新型インフルエンザに関するQ&A(国立感染症研究所)
  日本語
  英語


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