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トップペー ジ > 領事情報 > 鳥・ 新型インフルエンザ > 新型インフルエンザA(H1N1)関連情報 | |
1.マレーシア国内における状況 2.在留邦人の皆様へ、【感染防止策】 3.関連情報リンク 1.マレーシア国内における状況 (1) マレーシア保健省発プレスリリース及び報道によれば、8月2日午前8時時点で、1,429件の感染者が確認されています。 ・ 確認された1,429件のうち、1,394件は健康を回復しています。 (2) また、8月2日までに、6人の死亡者が発表されています。マレーシア保健省発プレスリリース及び報道による3件目以降の死亡者の概要以下のとおりです。・ 確認された1,429件のうち、574件が海外からの帰国者・入国者であり、855件は国内において感染者と接触したことにより感染しています。また、こ れまでに、マレーシア国内にて新型インフルエンザへの感染が確認された日本人は2人となっています。 ・
3件目の死亡者は、マレーシア人男性(42歳)。6日に体調不良のため私立診療所にて受診後、18日に症状が悪化したため別の私立診療所にて受診し、肺炎
への罹患が判明、クアラルンプール市内の私立病院に転院後、糖尿病への罹患が判明しました。19日に呼吸困難となり、23日に新型インフルエンザへの感染
が確認されました。その後合併症の症状を示し、27日午後、多臓器不全を伴う重症肺炎のため死亡しました。 (3) マレーシア保健省発プレスリリース及び報道によれば、国内における感染拡大を理由に、国内各地の教育施設において学校単位又は学級単位で閉鎖措置がとられています。・ 4件目の死亡者は、マレーシア人女性(20歳)。16日に発熱、喉の痛み、咳の症状を示し、26日になり初めてマラッカ病院にて受診し、肺炎への罹患が判 明しました。同日呼吸困難となり、敗血症、急性腎不全等の合併症の症状を示し、28日に新型インフルエンザへの感染が確認され、同日午前、重症市中肺炎の ため死亡しました。同人は肥満であったとのことです。 ・ 5件目の死亡者は、女性(10歳)。7月27日より体調不良で、28日夜に呼吸困難となり、翌日ペラ州バガン・セライの診療所を受診。治療中は容体が安定 していたため外来治療の扱いとなったが、31日午前3時に呼吸困難、発熱、咳の症状を示し上記診療所を受診。受診中の同日午前死亡しました。死後の検査結 果によれば、重症肺炎により死亡し、また新型インフルエンザへの感染も確認されたとのことです。 ・ 6件目の死亡者は、マレーシア人男性(11歳)。発熱の症状により、29日にジョホール・バルのスルタナ・アミナ病院に入院。容体が悪化したため翌30日 に集中治療室での治療を受け、検査の結果肺の感染及び心筋炎が判明、また1日には新型インフルエンザの感染が確認されました。その後、合併症のため2日午 前死亡しました。 (4) マレーシア保健省は、感染者数の増加を踏まえ、合併症を有する者や喘息、呼吸器の慢性疾患、糖尿病、臓器不全の患者、肥満の者、妊婦などの感染した場合に 重症化するリスクが高い者は病院にて治療を受け、症状の軽い者は外来患者として自宅で療養することを推奨する等、感染拡大を抑制し、減速させるための取組 を強化しています。 また、個人及び社会による感染拡大防止のための取組として、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保等)、咳エチケット(症状がある場合のマスクの着用等)、手洗いの励行等を呼びかけています。 2.在留邦人の皆様へ (1) 外務省では、新型インフルエンザA(H1N1)の感染例が確認された国を対象に、「感染症危険情報」を提供しています。マレーシアに対しても、「十分注意 してください」が発出されています。マレーシアに滞在される方は、今後WHOやマレーシア保健省発表の情報にも留意しつつ、後述の【感染防止策】を徹底す るとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。 ☆関連情報の詳細及び最新の状況については、以下のウェブサイトにてご確認ください。 外務省海外安全ホームページ (2)在マレーシア日本国大使館では新型インフルエンザ対策本部において、関連情報の収集と情報提供の強化に努めています。 (3) 現在のところ、大使館におけるパスポート紛失対応、ビザ発給、証明書発行等の領事業務は通常どおり継続しています。しかし、今後、感染が拡大する場合に は、緊急案件を優先し、また来訪者の安全を確保する観点から、急を要さない業務については縮小し、また、予約制にしたりする等の対策を実施する可能性があ ります。かかる体制変更を行う場合には、大使館ウェブサイト、メールマガジン等で連絡します。 (4)マレーシアに滞在される方は、今後WHOやマ レーシア保健省発表の情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。万が一、ご自身 またはご家族に新型インフルエンザ発症の疑いがある場合には、?@最寄りの医療機関で受診するとともに、?A在マレーシア日本国大使館までご連絡願います。 ・クアラルンプールの周辺地域の医療施設はこちら(http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/iryou.htm) 感
染し、感染が疑われる方は最終的にはマレーシア政府が定める指定病院にて診療を受けることになります。なお、マレーシア保健省は、感染者数の増加を踏ま
え、合併症を有する方や喘息、呼吸器の慢性疾患、糖尿病、臓器不全の患者、肥満の方、妊婦などの感染した場合に重症化するリスクが高い方について優先して
病院での治療を行う方針です。このため、症状の軽い方は外来患者として自宅での療養が求められることがあります。・マレーシア保健省 ホットライン:03-88810200/03-88810300/03-88834414/03-88834415 ・在マレーシア日本国大使館 連絡先:03-21772600 (5)今後の感染拡大の可能性に備え、今から所要の対策として、うがい、手洗いの励行等の予防対策や、食料、日用品等の備蓄品の確認をお願いいたします。今後の拡大状況を踏まえつつ、以下のような対策が有用となりますので、ご参照ください。 【感染防止策】 (イ)外出の機会を減らすため、十分な水・食料の備蓄を行う。 (ロ)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。 (ハ)積極的に手洗いやうがいを行う。 (ニ)ウイルスは粘膜を介して感染するので、うかつに口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。 (ホ)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、迷わず当地の医療機関の診療を受ける。 3.関連情報リンク ○ 外務省海外安全ホームページ ○ 世界保健機関(WHO)ホームページ(英語) ○ マレーシア保健省ホームページ(英語) ○ 厚生労働省ホームページ ・新型インフルエンザに関するQ&A ・新型インフルエンザ対策 ○ 文部科学省ホームページ ・インフルエンザに関する対応について ○ 新型インフルエンザに関するQ&A(国立感染症研究所) 日本語 英語 (c) Embassy of Japan in Malaysia No.11 Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia |