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トップペー ジ > 領事情報 > 鳥・ 新型インフルエンザ > 新型インフルエンザA(H1N1)関連情報 | |
1.マレーシア国内における状況 2.在留邦人の皆様へ【感染防止策・日本における予防接種】 3.関連情報リンク 1.マレーシア国内における状況 (1) マレーシア保健省発表によれば、先月下旬より、クランタン、ペラ、ケダ、スランゴール、マラッカの各州において学校での新型インフルエンザ様疾患の集団感 染が発生しており、新型インフルエンザ様症状を示す患者の数も増加傾向にあります。4月1日までにマレーシア国内で発生した新型インフルエンザの感染者数 は12,688人となっています。 (2)また、3月31日及び4月2日の両日、新型インフルエンザに感染したハイリスク・グループの死亡事例が2件(54歳糖尿病患者、29歳妊婦)発生しています。 (3) マレーシア保健省は、状況はコントロールされているとした上で、学校関係者に対して予防措置を改めて講じるよう求めるとともに、国民に対しては感染予防策 の実施、発症時の早期受診、ハイリスク・グループについては公立医療機関での優先接種(以下参照)を早急に受けることを求めています。 【優先接種の対象者】以下に該当する方々 (イ) 妊婦(妊娠18週以上)であって、公立医療機関において受診している方 (ロ) 腎不全患者であって、公立の透析施設において透析を受けている方 (ハ) 慢性疾患患者であって、公立医療機関において治療を受けている方 (ニ) 病的肥満(BMI指数が35を超える場合)かつ(又は)慢性疾患に罹患しており、公立医療機関において治療を受けている方 (ホ) 渡航などで接種を希望する一般の方 【優先接種の態様】以下のとおり (イ) ワクチンの供給量に限りがあるため、申し込み順。また、接種を受ける公立施設の医師が接種必要と判断した場合に接種が可能。料金は無料。 (ロ) 接種場所は、診療所を主とする公立医療機関(接種医療機関リスト(2月12日現在))。 (ハ) 接種を受ける者は、接種に関する情報を読んだ上で同意書を提出。 2.在留邦人の皆様へ (1) 外務省では、新型インフルエンザA(H1N1)の感染例が確認された国を対象に、「感染症危険情報」を提供しています。マレーシアに対しても、「十分注意 してください」が発出されています。マレーシアに滞在される方は、今後WHOやマレーシア保健省発表の情報にも留意しつつ、後述の【感染防止策】を徹底す るとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。日本における新型インフルエンザワクチンの状況については(6)をご覧くださ い。 ☆関連情報の詳細及び最新の状況については、以下のウェブサイトにてご確認ください。 外務省海外安全ホームページ:外務省が提供する感染症(新型インフルエンザ等)関連情報について (2)在マレーシア日本国大使館では新型インフルエンザ対策本部において、関連情報の収集と情報提供の強化に努めています。 (3) 現在のところ、大使館におけるパスポート紛失対応、ビザ発給、証明書発行等の領事業務は通常どおり継続しています。しかし、今後、感染が拡大する場合に は、緊急案件を優先し、また来訪者の安全を確保する観点から、急を要さない業務については縮小し、また、予約制にしたりする等の対策を実施する可能性があ ります。かかる体制変更を行う場合には、大使館ウェブサイト、メールマガジン等で連絡します。 (4)マレーシアに滞在される方は、今後WHOやマ レーシア保健省発表の情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。万が一、ご自身 またはご家族に新型インフルエンザ発症の疑いがある場合には、?@最寄りの医療機関で受診するとともに、?A在マレーシア日本国大使館までご連絡願います。 ・クアラルンプールの周辺地域の医療施設はこちら(http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/iryou.htm) な
お、患者数の増加を踏まえ、マレーシア保健省は、指定病院だけでなく、私立の医療機関においても患者の治療を行うよう求めています。ただし、上記のハイリ
スク・グループに該当する方等を優先して治療を行う方針ですので、症状の軽い方は自宅での療養が求められることがあります。・マレーシア保健省 ホットライン:03-88810200/03-88810300/03-88834414/03-88834415 ・在マレーシア日本国大使館 連絡先:03-21772600 (5)今後の感染拡大の可能性に備え、今から所要の対策として、うがい、手洗いの励行等の予防対策や、食料、日用品等の備蓄品の確認をお願いいたします。今後の拡大状況を踏まえつつ、以下のような対策が有用となりますので、ご参照ください。 【感染防止策】 (イ) こまめに手洗いやうがいを行う。 手洗いは、外出後に行うだけではなく、可能な限り、こまめに行う。流水と石けんを使って最低15秒以上行い、洗った後は清潔なタオル等で水を十分に拭き取る。 (ロ) ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。 (ハ) 咳や発熱などの症状のある人に近づかない。人混みの多い場所に行かない。 マ スクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散をかなり減少させることが期待できるため、インフルエンザ様の症状がある方が やむを得ず外出する場合は、飛沫を防ぐために、混み合った場所(特に屋内や乗り物など換気が不十分で閉鎖的な場所)に入るときには着用する。 (ニ) 発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、当地の医療機関を受診する。 (6)日本においては、昨年8月中旬に流行入りし、11月末に流行のピークを迎えた後、患者報告数は減少を続けている状況であり、厚生労働省は、今般の新型インフルエンザの最初の流行(いわゆる「第一波」)は現時点では沈静化していると判断しています。 なお、ワクチン接種については、医療従事者、妊婦及び基礎疾患を有する方等の優先接種対象者グループのほか、これ以外の方々への接種も行われており、現在、全都道府県において、健康な成人の方を含むすべての方が接種可能な状況です。 日本に帰国される際に接種を希望する場合は、接種スケジュールや接種の方法、場所等につき、接種を希望する自治体(市町村。又は都道府県で設置されている新型インフルエンザ相談窓口) 又は医療機関にあらかじめご確認ください。また、日本国内における新型インフルエンザワクチンの接種は、住民票と異なる地域にいる場合又は住民票がない場 合でも、接種対象者であることが確認された場合、国からの委託を受けた医療機関において、医師の診断(健康状態及び体質を勘案して診察)に基づき、接種を 受けることができます。 3.関連情報リンク ○ 外務省海外安全 ホームページ ○ 世 界保健機関(WHO)ホームページ(英語) ○ マレーシ ア保健省ホームページ(英語) ○ 厚生労働省ホームページ ・新 型インフルエンザ対策関連情報 ・新 型インフルエンザに関するQ&A ○ 文部科学省ホームページ ・イ ンフルエンザに関する対応について ○ 国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(日 本語・英 語) |
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