在マレーシア日本国大使館

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マレーシア在留邦人数の調査結果について

２０１２年８月１０日
在マレーシア日本国大使館
領事部

　在マレーシア各公館（当館、在ペナン総領事館、在ジョホールバル出張駐在官事務所、及び在コタキナバル出張駐在官事務所）は、２０１１年（平成２３年）１０月１日現在のマレーシア全地域の在留邦人数等につき調査を行いました。今般、その結果がまとまりましたので、下記のとおりご報告します。

　この調査に際しましては、当国に在留される邦人の皆様からご協力を賜りました。この機会に、改めて感謝申し上げます。

記

1. ２０１１年（平成２３年）１０月１日現在におけるマレーシア国内全域の在留邦人総数は、１０，４０１人であり、在留邦人総数の過去１０年の推移は「表Ａ」のとおりです。

（１）今回の調査結果は、前年（２０１０年（平成２２年）１０月）の調査結果（人）に比べ、６９６人増（前年比%増）となりました。

（２）２０１１年は１万人を超えましたが、１万人を超えたのは２００７年以来のことです。
なお、過去最高は１９９８年の１１，７２６人となっています。

表Ａ　マレーシア全地域の在留邦人数の内訳及び近年の推移
（注：毎年１０月１日現在。単位（人））

	2002年	2003年	2004年	2005年	2006年	2007年	2008年	2009年	2010年	2011年
在留邦人総数	11,237	10,769	10,208	10,347	9,928	10,231	9,330	9,142	9,705	10,401
対前年比増減数	-	-468	-561	139	-419	303	-901	-188	563	696
増減率	-	-4.2%	-5.2%	1.4%	-4.0%	3.1%	-8.8%	-2.0%	6.2％	7.2%

２．マレーシア国内の州別在留邦人数の内訳及び近年の推移は、「表Ｂ」のとおりです。

（１）前年比で在留邦人が増加した州は、数値の大きい順にスランゴール州（２９６名増）、ペナン州（２３３名増）、ジョホール州（６７名増）、ペラ州（５５名増）、サラワク州（４４名増）、パハン州（１３名増）、ペルリス州（３名増）、クランタン州（５名増）、サバ州（１名増）です。　

（２）前年比で減少した州は、数値の大きい順にケダ州（１１名減）、マラッカ州（８名減）、トレンガヌ州（5名減）、ラブアン連邦直轄区（3名減）です。

（３）前年比で増減なしの州はネグリスンビラン州です。

表Ｂマレーシア国内の州別の在留邦人数の内訳及び近年の推移
（毎年１０月１日現在　単位（人））

※　連邦直轄地のうち、クアラルンプール(KL）及びプトラ・ジャヤはスランゴール州に組み入れ、ラブアンのみ分けた）

	2002年	2003年	2004年	2005年	2006年	2007年	2008年	2009年	2010年	2011年	対前年比
セランゴール（KL及びプトラ・ジャヤを含む）	7,336	7,026	6,605	6,454	6,059	6,264	5,379	5,358	5,673	5,969	296
ヌグリ・スンビラン	84	67	55	62	66	112	78	28	29	29	0
マラッカ	209	184	193	174	156	181	138	145	158	150	-8
ジョホール	1,249	1,217	1,169	1,188	1,069	970	944	816	825	892	67
パハン	66	49	63	73	67	80	88	74	96	109	13
ペナン	1,339	1,293	1,237	1,441	1,550	1,579	1,655	1,665	1,803	2,036	233
ケダ	145	157	129	144	143	140	133	147	160	149	-11
ペルリス	24	24	17	14	16	20	18	15	24	27	3
ペラ	205	206	208	210	209	225	245	258	291	346	55
クランタン	32	35	26	22	25	32	33	20	28	33	5
トレンガヌ	37	21	30	25	25	28	22	17	15	16	-5
サバ	358	293	285	321	323	362	380	384	378	379	1
サラワク	248	188	179	203	210	224	212	207	215	259	44
ラブアン	5	9	12	16	10	14	5	8	10	7	-3
計	11,237	10,769	10,208	10,347	9,928	10,231	9,330	9,142	9,705	10,401	690
永住者	714	810	886	891	892	943	990	1,054	1,260	1,276	16

３．マレーシア国内の主要な都市別の在留邦人数の内訳及び近年の推移は、「表Ｃ」のとおりです。

（１）前年比で在留邦人が増加した都市は、数値の大きい順に　クアラルンプール（２７７名増）、ペナン（２３３名増）、ジョホールバル（６６名増）、ビンツル（５１名増）、コタキナバル（９名増）、ミリ（２名増）です。

（２）前年比で減少した都市は、数値の大きい順にペタリンジャヤ（１５名減）、マラッカ（８名減）、クチン（６名減）シブ（４名減）です。

（３）前年比で増減なしの都市はサンダカンです。

表Ｃ　マレーシアの主要都市別在留邦人数の内訳及び近年の推移
（注：毎年１０月１日現在　単位：（人））

	2002年	2003年	2004年	2005年	2006年	2007年	2008年	2009年	2010年	2011年	対前年比
クアラルンプール	5,636	5,548	5,253	5,234	4,823	4,903	4,199	4,152	4,400	4,677	277
ペタリン・ジャヤ	523	511	460	403	441	490	406	391	388	373	-15
ジョホールバル	1,155	1,121	1,169	1,055	933	888	859	734	748	814	66
マラッカ	209	184	193	174	156	181	138	145	158	150	-8
ペナン	1,339	1,293	1,237	1,441	1,550	1,579	1,655	1,665	1,803	2,036	233
コタ・キナバル	200	205	198	240	260	293	306	307	307	316	9
サンダカン	17	17	15	15	10	12	11	13	11	11	0
クチン	100	99	102	98	88	88	77	78	93	87	-6
シブ	20	21	25	23	25	27	25	23	21	18	-3
ミリ	40	42	34	51	66	77	86	84	78	80	2
ビンツル	88	26	25	31	31	32	24	22	23	74	51
計	9,327	9,067	8,711	8,765	8,383	8,570	7,786	7,614	8,030	8,636	606

４．マレーシア全地域における本件調査に協力いただいた日系企業（日本企業が海外に設立した現地法人あるいは日本人が海外に渡って興した会社）の業種別分布数の内訳及び近年の推移は、「表Ｄ」のとおりです。

（１）２０１１年（平成２２年）１０月１日現在のマレーシア全地域の日系企業数は、１，１７２社となっています。これは、２０１０年の企業数（１，１２１社）と比較して全体で１２社の減少（前年比１．０％減）となりました。

（２）また、業種別の増減の内訳は、次のとおりです。
（イ）前年比で増加した業種は、数値の多い順に商業（１１社増）、農林・水産業（３社増）、製造業（１社増）です。
（ロ）前年比で減少した業種はサービス業（９社減）、その他の業種（6社減）、建設・プラント業（5社減）、運輸・倉庫業（4社減）、金融・保険・不動産業（3社減）です。

表Ｄ　マレーシア全地域の日系企業業種別分布及び近年の推移
（注：毎年１０月１日現在　単位（社））

	2002年	2003年	2004年	2005年	2006年	2007年	2008年	2009年	2010年	2011年	対前年比
農林・水産業	18	11	7	7	10	11	11	9	9	12	3
鉱業	3	2	2	3	4	3	2	3	4	4	0
建設・プラント業	102	93	94	88	80	83	75	68	72	67	-5
製造業	837	798	763	752	744	755	711	667	689	690	1
運送・倉庫業	73	69	65	62	67	59	66	63	63	59	-4
サービス業	106	89	72	69	71	77	99	76	91	82	-9
商業	220	197	184	166	158	171	136	164	162	173	11
金融・保険・不動産業	24	21	24	20	18	24	28	22	30	27	-3
その他	50	49	47	43	47	50	55	49	64	58	-6
計	1,433	1,329	1,258	1,210	1,199	1,233	1,183	1,121	1,184	1,172	-12