各種犯罪被害への注意喚起(犯罪被害に遭わないために)
令和7年9月3日
● マレーシアでは、スリ・置き引き・ひったくりなどの街頭犯罪が増加傾向にあります。
クアラルンプール市内では、2024年中の凶悪犯罪の内、約56%を強盗事件が占め、盗難被害に関してはマレーシア全土で最多の被害件数となっています。クアラルンプール市内中心部(特にブキビンタン周辺)や、観光地(バトゥ洞窟、ムルデカ広場、ジャランアローなど)のほか、最近ではKLセントラル駅周辺、同駅からクアラルンプール国際空港(KLIA)までの間において、旅券や財布を入れたカバンやバックの盗難(スリ・置き引き)に遭った旨の相談が当館に多く寄せられています。旅券など貴重品は、第三者に取り出されやすいポケットなどに無造作に入れることなく、また貴重品を入れたバックは体の前でしっかり持ち歩くなど紛失や盗難防止に努めてください。
● 詐欺被害については深刻な状況です。当館にも多くの相談が寄せられています。
詐欺被害は、過去10年間で20万件以上把握され、被害総額も約90億リンギットに上るなど年々増加傾向にあります。2024年の被害件数は、10年前の約5.6倍(35,368件)と過去最高を記録。今年の被害件数は既に3万件を超え、被害額も約15億リンギットに上っています。マレーシア国家警察では、詐欺行為に関与している可能性のある電話番号や銀行口座に加え、詐欺に加担している会社、いわゆるペーパーカンパニーに関する情報も登録し、ご自身で調べることができるウェブサイト( https://semakmule.rmp.gov.my/ )を開設しています。同サイトを積極的に利用し、詐欺被害の未然防止に役立てください。在留邦人の皆さまにおかれては、個人情報の提供や金銭の要求があれば「詐欺ではないか」と疑うなど、防衛措置を講じるようにお願いします。
● 上記を踏まえ、在留邦人及び短期滞在者の皆様におかれましては、当地の犯罪情勢を認識していただき、ご自身とご家族が犯罪被害に遭わないよう防犯対策を行い、防犯認識を高く保持していただくよう心がけてください。
【参考(1)】
最近の主な詐欺被害の状況は次のとおりです。
・ 住居等の契約をめぐり、内覧時に家主が不在、又は直接会うことができずエージェントだけで対応し、契約金を騙し取られる。
・ 電子決済システム「Touch ‘n Go」の社員を騙り、 「あなたのTouch ‘n Goのアカウントに不正送金がある」、「ポリスレポートを提出する必要があるためこれから警察署に転送する」などと警察官とのビデオ通話を設定され、偽の警察官から「あなたは詐欺事件に関与している」などとパスポートなどの個人情報の提供を求められ、最終的には金銭を騙し取ろうとする。
・ インスタグラムやLinked-inなどのSNSを介し、面識のない者からの投資話を安易に受け、金銭を騙し取られる。
・ マレーシア入国時におけるデジタル入国カード(マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC))の偽サイトに各種情報を入力後、手数料の支払いと称してクレジットカード情報の入力を要求される。
・ 空港の自動チェックインカウンター前で並んでいたところ、「手伝いますよ」と見知らぬ現地の男性に英語で声をかけられ、半ば強引に旅券を取られた上、チェックイン手続き後に「荷物の重量を計りに行こう」と言われ、「重量超過のため、荷物の機内持ち込み料1万円相当の現地貨を自分に支払う必要がある。チェックインを手伝ったので支払う必要がある」などと別の理由を述べ始め執拗に支払いを要求される。
【参考(2)】
詐欺被害に関し、当館では以下の注意喚起を発信しております。改めてご確認下さい。
・学費、住居等の契約をめぐる詐欺被害に関する注意喚起
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_26052025.html
・詐欺等送金被害に関するホットライン及び警察ウェブサイトの活用について
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_17122024.html
・マレーシア入国時のデジタル入国カード(MDAC)偽サイトに関する注意喚起
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_17102024.html
・その他、盗難被害に遭った場合の対応について
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen_info.html
クアラルンプール市内では、2024年中の凶悪犯罪の内、約56%を強盗事件が占め、盗難被害に関してはマレーシア全土で最多の被害件数となっています。クアラルンプール市内中心部(特にブキビンタン周辺)や、観光地(バトゥ洞窟、ムルデカ広場、ジャランアローなど)のほか、最近ではKLセントラル駅周辺、同駅からクアラルンプール国際空港(KLIA)までの間において、旅券や財布を入れたカバンやバックの盗難(スリ・置き引き)に遭った旨の相談が当館に多く寄せられています。旅券など貴重品は、第三者に取り出されやすいポケットなどに無造作に入れることなく、また貴重品を入れたバックは体の前でしっかり持ち歩くなど紛失や盗難防止に努めてください。
● 詐欺被害については深刻な状況です。当館にも多くの相談が寄せられています。
詐欺被害は、過去10年間で20万件以上把握され、被害総額も約90億リンギットに上るなど年々増加傾向にあります。2024年の被害件数は、10年前の約5.6倍(35,368件)と過去最高を記録。今年の被害件数は既に3万件を超え、被害額も約15億リンギットに上っています。マレーシア国家警察では、詐欺行為に関与している可能性のある電話番号や銀行口座に加え、詐欺に加担している会社、いわゆるペーパーカンパニーに関する情報も登録し、ご自身で調べることができるウェブサイト( https://semakmule.rmp.gov.my/ )を開設しています。同サイトを積極的に利用し、詐欺被害の未然防止に役立てください。在留邦人の皆さまにおかれては、個人情報の提供や金銭の要求があれば「詐欺ではないか」と疑うなど、防衛措置を講じるようにお願いします。
● 上記を踏まえ、在留邦人及び短期滞在者の皆様におかれましては、当地の犯罪情勢を認識していただき、ご自身とご家族が犯罪被害に遭わないよう防犯対策を行い、防犯認識を高く保持していただくよう心がけてください。
【参考(1)】
最近の主な詐欺被害の状況は次のとおりです。
・ 住居等の契約をめぐり、内覧時に家主が不在、又は直接会うことができずエージェントだけで対応し、契約金を騙し取られる。
・ 電子決済システム「Touch ‘n Go」の社員を騙り、 「あなたのTouch ‘n Goのアカウントに不正送金がある」、「ポリスレポートを提出する必要があるためこれから警察署に転送する」などと警察官とのビデオ通話を設定され、偽の警察官から「あなたは詐欺事件に関与している」などとパスポートなどの個人情報の提供を求められ、最終的には金銭を騙し取ろうとする。
・ インスタグラムやLinked-inなどのSNSを介し、面識のない者からの投資話を安易に受け、金銭を騙し取られる。
・ マレーシア入国時におけるデジタル入国カード(マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC))の偽サイトに各種情報を入力後、手数料の支払いと称してクレジットカード情報の入力を要求される。
・ 空港の自動チェックインカウンター前で並んでいたところ、「手伝いますよ」と見知らぬ現地の男性に英語で声をかけられ、半ば強引に旅券を取られた上、チェックイン手続き後に「荷物の重量を計りに行こう」と言われ、「重量超過のため、荷物の機内持ち込み料1万円相当の現地貨を自分に支払う必要がある。チェックインを手伝ったので支払う必要がある」などと別の理由を述べ始め執拗に支払いを要求される。
【参考(2)】
詐欺被害に関し、当館では以下の注意喚起を発信しております。改めてご確認下さい。
・学費、住居等の契約をめぐる詐欺被害に関する注意喚起
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_26052025.html
・詐欺等送金被害に関するホットライン及び警察ウェブサイトの活用について
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_17122024.html
・マレーシア入国時のデジタル入国カード(MDAC)偽サイトに関する注意喚起
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_17102024.html
・その他、盗難被害に遭った場合の対応について
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen_info.html