マレーシア・タイ間及びマレーシア・カンボジア間の「ワクチン・トラベル・レーン」(VTL)に関する手続(2022年3月17日)
令和4年3月17日
●2022年3月5日、ウィー運輸大臣が、マレーシア・タイ(馬泰)間及びマレーシア・カンボジア(馬柬)間のワクチン・トラベル・レーン(VTL)が3月15日から運用されると発表し、3月12日、マレーシア運輸省が、馬泰間及び馬柬間のVTLの詳細を発表しました。概要は以下の表を御確認ください。
●表に記載した内容はタイ又はカンボジアからマレーシアへの渡航についてであり、マレーシアからタイ又はカンボジアへの渡航については、タイ又はカンボジア当局の最新の発表を随時御確認ください。加えて、表に記載した内容は発表の一部分のみであるほか、手続は随時変更される可能性がありますので、マレーシア当局の最新の発表を随時御確認ください。
※VTLの「ワクチン接種完了者」の要件は、「世界保健機関(WHO)緊急使用リスト(EUL)承認済み又は厳格な規制当局(a stringent regulatory authority)承認済みのワクチンを必要回数接種し、免疫獲得に必要な期間を経過した者。異なる種類のワクチンを必要回数接種した者を含む」とされていますが、マレーシア国内及びマレーシア入国時の緩和措置の対象となるワクチン接種完了者(こちらを御確認ください)と同様と考えられます。
●本手続の詳細は以下を御確認ください。
【全般】
・マレーシア運輸省ウェブサイト
(マレーシア・タイ間)
・(2022年3月12日)マレーシア運輸省ウェブサイト
(マレーシア・カンボジア間)
・(2022年3月12日)マレーシア運輸省ウェブサイト
●現在、外務省はマレーシアに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。詳細は以下を御確認ください。
外務省海外安全ホームページ:マレーシア
当館ウェブサイトページ
○在留邦人、渡航者の皆様におかれては、引き続き、マレーシア関係当局及び各種メディアから、最新の情報を入手するよう努めてください。各州政府が独自の規制を行っている場合もありますので、お住まいの地域の状況について、報道や各州政府ウェブサイト・SNS等を通じ、御自身での情報収集に努めてください。
●表に記載した内容はタイ又はカンボジアからマレーシアへの渡航についてであり、マレーシアからタイ又はカンボジアへの渡航については、タイ又はカンボジア当局の最新の発表を随時御確認ください。加えて、表に記載した内容は発表の一部分のみであるほか、手続は随時変更される可能性がありますので、マレーシア当局の最新の発表を随時御確認ください。
枠組み名称 | 馬泰空路ワクチン・トラベル・レーン(Vaccinated Travel Lane by air) | 馬柬空路ワクチン・トラベル・レーン (Vaccinated Travel Lane by air) |
渡航元・渡航先 | タイからマレーシアへの渡航 | カンボジアからマレーシアへの渡航 |
対象者 | ・マレーシア又はタイ国内の全ての国の国籍者で、ワクチン接種完了者(※) ・全てのVTL要件を満たす渡航者に同行する満12歳未満の子供(ワクチン接種証明の提示は不要) |
・カンボジア国内の全ての国の国籍者で、ワクチン接種完了者(※) ・全てのVTL要件を満たす渡航者に同行する満12歳未満の子供(ワクチン接種証明の提示は不要) |
渡航目的 | 制限なし (ただし、乗継ぎ(transit)又は乗換え(transfer)目的での利用は不可) |
制限なし (ただし、乗継ぎ(transit)又は乗換え(transfer)目的での利用は不可) |
滞在期間 | 指定なし | 指定なし |
事前手続の流れ |
・渡航予定日の2~7日前にMySafeTravelポータルサイト(https://mysafetravel.gov.my/ )上で登録、ワクチン接種証明書及び出発前2日以内のPCR検査(※)の陰性証明をアップロード。短期渡航者(商用及び公用目的の渡航者を含む)の場合は保険証券もアップロード (※実施施設の限定あり。以前にVTLを利用した際の出発前又は入国時の検査結果がマレーシアへの出発前2日以内のものであれば、当該結果を再度利用可能。 過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者は、PCR検査の代わりに専門家が行う迅速抗原検査で可。2歳以下の子供は検査免除) ・マレーシア到着時のクアラルンプール国際空港(KLIA)内のBPセンター(BP Clinical Lab Health Screening Centre)でのPCR検査(過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者は、専門家の監督下での迅速抗原検査で可)の登録及び支払いを事前に済ませる ・マレーシアへの出発前連続14日間はタイ又はマレーシアに滞在する必要あり ・(短期渡航者(商用及び公務目的の渡航者を含む)の場合)COVID-19関連の治療及び入院費用最低10万リンギを保障する海外保険に加入し、保険証券の電子的又は物理的コピーを携行。 ・MySejahteraアプリケーションをダウンロードしプロファイルを登録(12歳未満の子供及び特別の事情により携帯端末を使用できない者は、同行する両親又は法定後見人の扶養家族として登録可能)、「Traveller」アイコンから「Pre-Departure Form」及び「COVID-19 Test Registration」フォームを記入 ・出発空港でのチェックイン時に航空会社職員に以下の書類を提示 (1)マレーシアへの出発前連続14日間のタイ又はマレーシアでの滞在を証明する、有効な旅券又は国際的に認められた渡航文書 (2)タイで発行されたワクチン接種電子証明書又はVTLの下でマレーシアが承認したワクチン接種証明書(電子的又は物理的コピー) (3)出発前PCR検査(又は専門家が行う迅速抗原検査)の陰性証明(英文、電子的又は物理的コピー) (4)到着時のPCR検査(又は専門家の監督下での迅速抗原検査)の登録及び支払いの証明 (5)MySejahteraアプリケーションをダウンロードしプロファイルを登録済みの携帯端末 (6)MySafeTravelポータルの登録証明 (7)(短期渡航者(商用及び公務目的の渡航者を含む)のみ)保険証券の電子的又は物理的コピー (8)(マレーシア永住者及び長期パス保有者を除き)帰国便又は別の渡航先行きの航空券 |
・渡航予定日の2~7日前にMySafeTravelポータルサイト(https://mysafetravel.gov.my/ )上で登録、ワクチン接種証明書及び出発前2日以内のPCR検査(※)の陰性証明をアップロード。短期渡航者(商用及び公用目的の渡航者を含む)の場合は保険証券もアップロード (※実施施設の限定あり。以前にVTLを利用した際の出発前又は入国時の検査結果がマレーシアへの出発前2日以内のものであれば、当該結果を再度利用可能。 過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者は、PCR検査の代わりに専門家が行う迅速抗原検査で可。2歳以下の子供は検査免除) ・マレーシア到着時のクアラルンプール国際空港(KLIA)内のBPセンター(BP Clinical Lab Health Screening Centre)でのPCR検査(過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者は、専門家の監督下での迅速抗原検査で可)の登録及び支払いを事前に済ませる ・マレーシアへの出発前連続14日間はカンボジア又はマレーシアに滞在する必要あり ・(短期渡航者(商用及び公務目的の渡航者を含む)の場合)COVID-19関連の治療及び入院費用最低10万リンギを保障する海外保険に加入し、保険証券の電子的又は物理的コピーを携行。 ・MySejahteraアプリケーションをダウンロードしプロファイルを登録(12歳未満の子供及び特別の事情により携帯端末を使用できない者は、同行する両親又は法定後見人の扶養家族として登録可能)、「Traveller」アイコンから「Pre-Departure Form」及び「COVID-19 Test Registration」フォームを記入 ・出発空港でのチェックイン時に航空会社職員に以下の書類を提示 (1)マレーシアへの出発前連続14日間のカンボジア又はマレーシアでの滞在を証明する、有効な旅券又は国際的に認められた渡航文書 (2)カンボジアで発行されたワクチン接種電子証明書又はVTLの下でマレーシアが承認したワクチン接種証明書(電子的又は物理的コピー) (3)出発前PCR検査(又は専門家が行う迅速抗原検査)の陰性証明(英文、電子的又は物理的コピー) (4)到着時のPCR検査(又は専門家の監督下での迅速抗原検査)の登録及び支払いの証明 (5)MySejahteraアプリケーションをダウンロードしプロファイルを登録済みの携帯端末 (6)MySafeTravelポータルの登録証明 (7)(短期渡航者(商用及び公務目的の渡航者を含む)のみ)保険証券の電子的又は物理的コピー (8)(マレーシア永住者及び長期パス保有者を除き)帰国便又は別の渡航先行きの航空券 |
渡航手段 | ・クアラルンプール・バンコク間の直行航空便で、マレーシア・タイ両政府から指定されたもの(2022年3月15日現在、1日計6便) ・クアラルンプール・プーケット間の直行航空便で、マレーシア・タイ両政府から指定されたもの(2022年3月15日現在、1日計4便) |
・クアラルンプール・プノンペン間の直行航空便で、マレーシア・カンボジア両政府から指定されたもの(2022年3月15日現在、1日計2便) |
マレーシア到着後の流れ | ・クアラルンプール国際空港(KLIA)到着時に検温等の健康確認を実施、BPセンターでPCR検査を受検 (過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者は、専門家の監督下での迅速抗原検査を実施し、その場で結果を確認) ・入国手続を実施。入国審査時に以下の書類を提示 (1)タイの空港チェックイン時の提示書類の(1) (2)搭乗券 (3)(マレーシア永住者及び長期パス保有者を除き)帰国便又は別の渡航先行きの航空券及び宿泊先の証明 ・(過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者を除き)空港での手続終了後直ちに、申告した宿泊先まで、自ら手配した移動手段、タクシー又はハイヤーで移動し(公共のバスや鉄道は利用不可)、到着時のPCR検査の結果判明(24時間以内)まで待機。その際、ワクチン接種を完了した、渡航歴、到着日及び自己隔離要件が同一の家族とのみ同室可。それらが異なる場合は、渡航者は、専用の洗面所付きの隔離部屋で自己隔離しなければならない。 ・マレーシア滞在中、渡航者はマスク着用、安全な距離の確保等の一般的な公衆衛生措置等を遵守。短期渡航者は、マレーシア滞在中はMySejahteraアプリケーションを常時アクティブとする必要あり。マレーシア滞在中に陽性になった場合はマレーシア保健省の要請よりMySejahteraアプリケーション内の全てのデータを提供 |
・クアラルンプール国際空港(KLIA)到着時に検温等の健康確認を実施、BPセンターでPCR検査を受検 (過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者は、専門家の監督下での迅速抗原検査を実施し、その場で結果を確認) ・入国手続を実施。入国審査時に以下の書類を提示 (1)プノンペンの空港チェックイン時の提示書類の(1) (2)搭乗券 (3)(マレーシア永住者及び長期パス保有者を除き)帰国便又は別の渡航先行きの航空券及び宿泊先の証明 ・(過去11~60日にCOVID-19に感染し回復したワクチン接種完了者を除き)空港での手続終了後直ちに、申告した宿泊先まで、自ら手配した移動手段、タクシー又はハイヤーで移動し(公共のバスや鉄道は利用不可)、到着時のPCR検査の結果判明(24時間以内)まで待機。その際、ワクチン接種を完了した、渡航歴、到着日及び自己隔離要件が同一の家族とのみ同室可。それらが異なる場合は、渡航者は、専用の洗面所付きの隔離部屋で自己隔離しなければならない。 ・マレーシア滞在中、渡航者はマスク着用、安全な距離の確保等の一般的な公衆衛生措置等を遵守。短期渡航者は、マレーシア滞在中はMySejahteraアプリケーションを常時アクティブとする必要あり。マレーシア滞在中に陽性になった場合はマレーシア保健省の要請よりMySejahteraアプリケーション内の全てのデータを提供 |
滞在期間終了後の流れ | ・マレーシアへの渡航後、タイに再入国する際は、タイ側の入国規制を要確認(※手続きの詳細についてはタイ当局の発表も合わせて御確認ください) | ・マレーシアへの渡航後、カンボジアに再入国する際は、カンボジア側の入国規制を要確認(※手続きの詳細についてはカンボジア当局の発表も合わせて御確認ください) |
●本手続の詳細は以下を御確認ください。
【全般】
・マレーシア運輸省ウェブサイト
(マレーシア・タイ間)
・(2022年3月12日)マレーシア運輸省ウェブサイト
(マレーシア・カンボジア間)
・(2022年3月12日)マレーシア運輸省ウェブサイト
●現在、外務省はマレーシアに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。詳細は以下を御確認ください。
外務省海外安全ホームページ:マレーシア
当館ウェブサイトページ
○在留邦人、渡航者の皆様におかれては、引き続き、マレーシア関係当局及び各種メディアから、最新の情報を入手するよう努めてください。各州政府が独自の規制を行っている場合もありますので、お住まいの地域の状況について、報道や各州政府ウェブサイト・SNS等を通じ、御自身での情報収集に努めてください。