2021年度(令和3年度)外務大臣表彰授賞式:ケネス・チュン・マレーシア折り紙協会会長

令和3年11月17日
   11月11日、当館は、マレーシアにおけるさまざまなチャネルを通じて折り紙の普及を促進するたゆまぬ努力を称え、ケネス・チュン・マレーシア折り紙協会会長に対する、2021年度(令和3年度)外務大臣表彰授与式を執り行いました。

   岡大使はスピーチの中で、大学の講義やセミナーを通じて、折り紙がコンピュータを活用し発展していることや、医学や建築などの分野で折り紙のデザインや技法が使われていることを紹介した他、小中学校での訪問授業等を通じて、生徒に折り紙の楽しさを紹介するケネス氏の主な取り組みを強調しました。

   なお、11月11日は世界折り紙の日で、この授賞式は「2021年世界折り紙の日バーチャルセレモニー」の中で行われました。このセレモニーの中で、岡大使、島田誠也国際交流基金クアラルンプール日本文化センター所長、三谷純筑波大学大学院教授(文化庁文化交流使)、サレフディン・マレーシア国立文化芸術局チーフインフォメーションオフィサー兼企画政策課副局長よりメッセージが送られ、折り紙の芸術性と科学性を通じて、日本、マレーシア、そして世界の折り紙コミュニティ間の文化交流の強化、発展に対する期待が述べられました。
 
<外務大臣表彰とは?>
外務大臣表彰は、毎年、日本と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献のあった個人および団体の功績を称えています。