日ASEAN50周年記念フォーラムへの髙橋大使出席

令和5年8月18日
8月16日、髙橋大使は、KSIアジア太平洋戦略研究所が主催する日ASEAN50周年記念フォーラムに出席しました。同フォーラムにおいては、これまで50年間の日ASEANの協力の歴史を振り返り今後の新しい協力の可能性について議論したほか、イノベーションを加速させるための日本のビジネス哲学や、ビジネスや社会に影響を与える日本的価値観について議論が行われました。
 
フォーラム冒頭の基調講演において、髙橋大使は、日本とマレーシアが、高齢化、防災、脱炭素といった新しい分野においても協力を拡大するとともに、両国の協力関係を双方向のアプローチをもって進化させていくことで、両国が世界の安定に貢献するパートナーとなっていくことの重要性を指摘しました。
 
また、髙橋大使は、日本とASEANは「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」及び「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」で示された、包摂性、透明性、国際法の尊重などの原則を共有していると述べるとともに、これらの原則を基礎とする日本とASEANの緊密な協力関係が本年12月に開催される日ASEAN特別首脳会合を通じ、更に強まることへの期待を表明しました。