髙橋大使による 国連薬物・犯罪事務所(UNODC)主催第8回スールー・セレベス海コンタクトグループ会合でのスピーチ

令和4年11月23日
11月15日、クアラルンプールで開催されたUNODC主催第8回スールー・セレベス海コンタクトグループ会合において、髙橋大使がスピーチを行いました。
 
スピーチの中で、髙橋大使は東南アジアの海上保安機関に対する我が国の継続的な支援に触れつつ、域内の海上犯罪への対応のため、UNODCとも協力していきたいと述べました。また、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)とインド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)の実現へ向け、法に基づく国際秩序を維持するため、我が国はASEAN各国及び米豪印(クアッド)との協力を続けていくことを強調しました。
 
スールー・セレベス海はフィリピン、マレーシア及びインドネシアに囲まれており国際的な海上犯罪が発生している地域です。会合では、同海域における海上犯罪の状況についての議論や、今後も国際的な海上犯罪に対応するため、様々な活動を通じ、3国(フィリピン、マレーシア及びインドネシア)の協力を強化していくことが確認されました。