宮川厚志氏の「日本食海外普及功労者表彰」の受賞及び齊藤誠氏の「日本食普及の親善大使」就任

令和6年12月20日、農林水産物等輸出促進全国協議会総会にて、宮川厚志氏が「日本食海外普及功労者表彰」を受賞しました。また、同日農林水産省は、齊藤誠氏をマレーシアでの「日本食普及の親善大使」に任命しました。
 
「日本食海外普及功労者表彰」は、日本の農林水産物・食品の輸出の一層の拡大に向けて、海外での日本食・食文化又は日本の農林水産物・食品の紹介、普及等に多大に貢献してきた者に対し、農林水産大臣賞を授与するものです。
 
「日本食普及の親善大使」は、海外の日本料理関係者等に専門的な視点からアドバイスを行うなど、国内外で日本食・食文化を継承・普及して頂くため、農林水産省が任命を行っているものです。
 
宮川厚志氏は、日本の生鮮・冷蔵・冷凍食品をマレーシアに輸入販売する専門商社JMG Trading社を創業され、マレーシアにおける長年の日本食ビジネス経験のもと、これまで日本産青果物の取扱いのなかった地場スーパーへの販路を独自に開拓しました。また、2013年より10年間に渡り、JETROクアラルンプール事務所の農林水産・食品コーディネーターを務め、マレーシア向けの輸出を検討している事業者に実体験に基づくアドバイスを提供するなど、マレーシアでの日本食・食文化の普及に貢献しました。
 
齊藤誠氏は、マレーシアでSushi Hibiki、Sakana Japanese Diningの2店舗の日本食レストランでオーナーシェフを務めています。日本食普及イベントであるSushi Summitの創設や東北地方の水産事業者と連携したプロモーション活動の実施、ムスリムフレンドリーの日本食メニューの開発など、マレーシアでの日本の食文化の普及に向けて精力的に活動しており、今般、日本国内からの推薦により、日本食普及の親善大使に任命されました。
 
本年5月、在マレーシア日本国大使館とJETROクアラルンプールは、輸出事業者や現地の食品事業者などを現地発の視点で専門的かつ継続的に支援するため、マレーシアに農林水産物・食品輸出支援プラットフォームを設置しました。当館では、同プラットフォームの活動を通じ、引き続き、マレーシアでの日本食普及に取り組んでまいります。
 
（日本食海外普及功労者表彰）
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_award/index.html
 
（日本食普及の親善大使）
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/shokubunka_taishi/
 
（JMG Trading社）
https://jmgtrading.com.my/
 
（Sushi Hibiki）
https://www.hibiki4s.me/
 
（Sakana Japanese Dinning）
https://sakana.my/