岡大使とマレーシア海上法令執行庁 モハマド・ズビル長官との意見交換

3月23日、岡大使は、マレーシア海上法令執行庁（MMEA）モハマド・ズビル長官を公邸へお招きし、日・マレーシア間の海上法執行分野における能力向上支援等について意見交換を行いました。
 
意見交換では、岡大使からMMEA設立以来の日・マレーシア間の協力に謝意を表し、モハマド・ズビル長官から、我が国による長年の支援に対する感謝とともに、今後、日・マレーシア間の協力を継続しつつ、ASEAN各国を対象とした研修（第三国研修）を新たに実施し、ASEAN地域の能力向上にも貢献していきたいとの意向が示されました。これに対し岡大使から、第三国研修についても引き続き支援したい旨述べ、日本とマレーシアの海上法執行分野における協力を一層進めることで意見の一致を見ました。
 
また、MMEAへ派遣されているJICA専門家が本年4月に交代となることから、現在派遣中の稲葉専門家及び後任となる立石専門家（両専門家とも海上保安庁からの派遣）、瀧澤JICAマレーシア事務所長及びMMEAのシニア職員も意見交換に出席しました。モハマド・ズビル長官からは、離任される稲葉専門家へ約3年間に渡る能力向上支援への感謝の言葉がかけられ、今後の立石専門家への活躍に期待が示されました。