ベー・チョー・キム、ジャパンメディケアクリニック創設者に対する叙勲伝達式

       3月23日、大使公邸において平成30年度春の外国人叙勲の勲章伝達式が行われ、ベー・チョー・キム医学博士に「旭日双光章」が授与されました。ベー医師は、1978年から日本政府の国費外国人留学生奨学金を得て東京医科歯科大学へ留学し、1984年に日本の医師免許、1989年には同大学から医学博士号を取得された後に帰国、クアラルンプール・ゼネラル・ホスピタルでの勤務を経て、1992年にクアラルンプールにおいて初めて、日本語で診療が受けられる「ジャパン・メディケア・クリニック」を創設されました。

      以降、クアラルンプール日本人学校の児童生徒・教職員をはじめ、クアラルンプールに暮らす在留邦人を医療・保健面で支援されてこられたのと併せ、マレーシアにおける日本式医療の啓蒙・普及にも貢献されました。今回の叙勲では、こうした同氏の二国間医学相互理解ならびに交流促進への功績が称えられました。