令和3年度草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式

令和4年3月29日
日時:令和4年3月18日
場所:大使公邸
 
日本国政府は、スランゴール州チェシャーホームアンドサービスに対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力を行うことを決定し、3月18日、団体と日本大使館の間での契約の締結が髙橋大使公邸で行われました。
 
プロジェクトの概要は以下のとおりです。
 
プロジェクト名:障害者支援施設における裁縫・手芸工房の改築計画
被供与団体:スランゴール州チェシャーホームアンドサービス
供与限度額:56,565米ドル(=233,500リンギ=6,109,020円)
供与品目:裁縫工房改築のための費用
供与目的:スランゴール州バトゥケイブ近辺に所在する障害者支援施設内の老朽化した裁縫・手芸工房を取り壊し、新たにコンクリート造の工房を整備することで、主に学習障害者向けの職業訓練等の経済自立プログラムの実施及び各種支援サービスの維持拡大に寄与する。
 
また髙橋大使は署名式のスピーチの中で、以下の内容を述べました。
 
今年はマレーシアで東方政策の40周年にあたります。
東方政策は、日本の経験に学び、マレーシアの国作りを支援する取り組みとして、1982年にマレーシアで開始されました。
発足以来、日本は様々な分野でマレーシアを支援してきており、草の根・人間の安全保障無償資金協力もまた、人間の安全保障の概念や持続可能な開発目標(SDGs)の原則に沿った日馬間の重要な協力手段となっております。
東方政策の下で実施される社会・経済開発の達成にむけて、日本政府・大使館は引き続き、マレーシアを引き続き支援していきます。
 
草の根・人間の安全保障無償資金協力の詳細については、以下のリンクをご覧ください
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/kaigai/human_ah/index.html