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日本人被害に係る振り込め(国際結婚・恋愛型)詐欺被害 |
2012年2月9日
在マレーシア日本国大使館 インターネットでイギリス人(等と称する人物)(主に男性)と知り合い、その人物から国際結婚等をほのめかされた後に現金をマレーシア国内の口座に送金 するよう懇願されて振り込んでしまう詐欺の被害が依然として発生しています。 当館では2010年7月に同犯罪被害に関してホームページにて注意 喚起しておりますが、最近の手口に関する追加事項や傾向については次のとおりです。 犯 罪の傾向(追加)事項 ○ 犯人からのコンタクト傾向 イ
ンターネットの出会い系サイトやFacebookなどのソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)などを通して、イギリス人等と称する人物(犯人)
と知り合い、その後、電話等でやりとりを行っているうちに犯人の求めに応じて海外送金してしまう。特に最近は、Facebookに登録している邦人(主に
女性)に対して犯人がメールを送りつけ、その後、被害者が犯人とやり取りを継続しているうちに被害に遭ってしまったという被害相談が散見される。
○ 犯人が要求する送金手段 犯人は被害者に
対してマレーシア国内の銀行口座へ外国送金するよう要求してくる他、最近ではウエスタンユニオンの送金サービスを利用して被害者に送金するよう指示する
ケースが散見される。
○ 手口の傾向 被害者が一度で
も犯人に送金してしまうと、犯人は違う理由をつけて次々と送金を要求してくる(要求額が次第に高額になるというパターンが多い)。
犯人から送金を要求され、それを無視したり、断ったりすると犯人は「訴訟を起こす。(被害者を)国際手配する、ブラックリストに載せる。」などと脅迫に転 じて、引き続き送金を要求してくることがある。 前記のようにインターネットを介して相手と知り合った場合には、振り込め詐欺の被害に遭う可能性があることを念頭においてやりとりを行い、特に相手から海 外送金の話題が出た際には、十分に注意してください。 |