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新 型インフルエンザとは


 1.新型インフルエンザとは
 新たにヒトからヒトへ感染する能力を有することとなったウイルスを病原体とするインフルエンザであって、一般に人類が免疫を獲得していないことから、大 規模かつ急速なまん延により人類の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるものをいいます。
 今般、メキシコや米国等で感染が確認されたインフルエンザ(A/H1N1)は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する法律」第6条7号に規定する新型 インフルエンザに位置づけられました。

2.今回の新型インフルエンザの症状等
 突然の高熱、咳、咽頭痛、倦怠感に加えて、鼻汁・鼻閉、頭痛等であり季節性インフルエンザと類似しているといわれています。ただし、季節性インフルエン ザに比べて、下痢や嘔吐が多い可能性も指摘されています。
  WHOは、この新型インフルエンザの感染者の圧倒的多数は軽症であり、早期に回復していること、及び世界的には死者数は少なく、今後重症・死亡例の急増は ない見通しを伝えつつ、引き続き渡航制限は推奨しないとしています。その一方で、更なる感染拡大は不可避であること、特に途上国における更なる感染拡大が 懸念されることを指摘し、季節性インフルエンザでは、高齢者が重篤化して死亡する例が多いのに対し、今回の新型インフルエンザでは、海外の事例によれば、 基礎疾患(糖尿病、ぜん息等)を有する者を中心に 重篤化し、一部死亡することが報告されているともしています。
 また、現時点では少ないものの、健常な若者の一部においても死亡する例が見られることもあります。

 当大使館ホームページにおいて、マレーシアにおける新型インフルエンザの状況等についての情報を随時更新していますので是非定期的にご覧頂き、情報収集 に努めて下さるようお願い致します。(マレーシアにおける状況等、大使館からのお知らせ)

 なお、鳥インフルエンザについてこちらもご覧下さい(08年10月 6日 鳥・新型インフルエンザ流行の際の諸注意)(リンク)。
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